Intel最新CPU Sandy Bridgeのお話 | メカゴレブログ[PC]

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どうも。どあーふです。
今回は、Intelの最新CPUのエンコードに関するレビューです。


◆最新CPUのエンコードを試す
順当にスペックアップした、最新CPU「Sandy Bridge(サンディブリッジ)」。

iPodやiPad用によくムービーをエンコードしたりするので、CPUの能力は重要です。
しかも今回注目なのが「ハードウェアエンコード(以下HWエンコード)」。

HWエンコードといえば、以前SpursEngineを紹介しました。
動画エンコードを、ハードウェアが手伝ってくれるモノです。

 ◆参考:動画エンコード専用カードのお話


CPUにVGAが統合されたものは以前から出ていました。
そのVGAがついに、HWエンコードもできるようになったわけです。
ちなみにTMPGEncの最新版「TMPGEnc Video Mastering Works 5」が対応しています。


今回は、ワシは買っていないので導入した方に体験板を入れてもらい、エンコードテスト。
Core i7 2500Kでテストしています。


◆スピード目的でHWエンコード導入はありだが
結論から言いますと、HWエンコードはものすごく早くなります
SpursEngineはもはや過去の遺物となるほどです。

さらに結論を続けると、同じビットレートでも、画質が大幅に下がります


□■同環境でエンコード■□
iPod touch第四世代やiPhone4、iPadの設定でいつもやっているサイズで、フィルタリングもがっちりかけ、アニメを3分程度に切り取ってエンコードした結果がこれ。

▼ソフトウェアのみのX264エンコード
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-0119_01

▼Sandy BridgeのHWエンコードをON
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-0119_02


この結果をみてわかるように、かなり早くエンコードが終了していることがわかります。
微妙な結果だったというニュースもみかけたんですが、テストした際には相当早い。

相当というか、もはや2倍以上の差が出ているので、これまでの常識をくつがえすレベルにも思えます。


ところが、どうでしょう。
ビットレートは見てのとおり、1,500kbpsと高画質な設定にしています。
これを再生したのが下の画像です。最初のフェードイン部分です。
TMPGEnc体験板の文字が最初に浮き出てくるわけですが。


▼ソフトウェアのみのX264エンコード
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-0119_03

▼Sandy BridgeのHWエンコードをON
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-0119_04

HWエンコードした場合、主に始まりの瞬間のシーンチェンジ(フェードイン)で、かなり汚いノイズが走ります。
画質は高めにしているので、ソフトウェアエンコードの際はノイズはありません。
HWエンコードの時だけ、低ビットレート時のようなノイズが1秒ほど入ります

見始めた瞬間にこれが来るので、汚いなさすがHWエンコード汚いという感想に。
ちなみに、1,000kbpsでもやっていましたが、同じでした。


SpursEngineの時も、シーンチェンジで汚いノイズがのっていたので最近は使わなくなってきていたのですが、これでも発生するというのはがっかりと言わざるを得ません。



◆価値がないわけじゃない
とはいえこれだけ高速化しており、Core i7 2600Kも電圧盛らずに全コア4GHz安定という、素敵なパフォーマンスになっています。
なので、ソフトウェアエンコードは順当に早くなります。
それを目当てに買うのはもちろんありです。

HWエンコードを活用するなら、サクっと取り込んで1回見るだけとか。ノイズが常時乗るわけではないので。
あとはこのノイズ問題を解消できるようなエンコード設定ができるのであればいいのですが。



さて、HWエンコードについては残念な結果に終わりました。
しかしワシは買うかもしれません。
いい方法を探したり、ソフトウェアエンコード早い!も堪能できますし。

みなさんはいかがでしょうか。