iPadやiPhone4用動画エンコード設定のお話 | メカゴレブログ[PC]

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モバイルデバイスやPC製品のレビュー・ベンチマークブログ。

どうも。どあーふです。
新型iPod touchとiPadで快適な動画を楽しむべく、いろいろと調べてはエンコードを試してみました。

そのなかで、いろいろと分かったことがあったので、こちらでまとめます。
では、まず各種デバイスの仕様を再確認。

▼iPhone4/新型iPod touch(4G)
画面サイズ:960×640ピクセル
H.264再生:最大1280*720ピクセル、メインプロファイルレベル3.1

▼iPad
画面サイズ:1024×768ピクセル
H.264再生:最大1280*720ピクセル、メインプロファイルレベル3.1


◆まずはDVDについて理解する
DVDからエンコード動画を、iPod touch(4G)で再生した画面は下図。
※でかいので50%にリサイズした画像です。また、JPGなので画質劣化があります。

▼けいおん!(4:3)
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-101009_ipod_01

▼鋼の錬金術師(16:9)
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-101009_ipod_02

▼(参考)鋼の錬金術師(16:9) iPadでの再生画面
メカゴレブログ[ゲーム・PC]-101013_01

上にあるように、DVDの映像には主に、「4:3」と「16:9」の2つがあります。
DVDは720*480というサイズが決められていますが、ものによって種類が違いますので、これを理解してエンコードしないと、間違えたサイズで書き出してしまうので注意。

アニメに限らず、最近は大体16:9なのですが、「けいおん!」はレンタル品のみ4:3
販売品は16:9なのですが、購入してもらうためにレンタル品は左右を切り落されているそうです。
このようなケースもありますので、両方知っておくとよいでしょう。


◆結論からいって、どうすればいいのか
DVDをiPadやiPhone4、iPod touch(4G)で、なるべく大きいサイズできっちり余すことなく4:3や16:9のサイズで再生するには、このような方法があります。

▼けいおん!(レンタル品4:3)の場合
 1: 720*480から、左右8ピクセルずつカット(クロッピング)して、704*480にする
 2: インターレース除去、お好みでノイズ除去やノーマライズ
 3: 960*720で書き出し

▼鋼の錬金術師(16:9)の場合
 1: 720*480から、左右8ピクセルずつカット(クロッピング)して、704*480にする
 2: インターレース除去、お好みでノイズ除去やノーマライズ
 3: 1280*720で書き出し

こうすると、きっちり4:3と16:9の動画が作ることができます。
iPhone4の画面サイズぴったりに合わせると、iPadでは少しだけ小さいです。
なので、ギリギリまで大きいサイズでエンコードしました。
今後フルHDの端末がでることもあるでしょうし、なるべく大きくしてみました。
(その時は、再エンコードかブルーレイを入手するかもしれませんが…)


◆この手順に存在する「謎」
なぜ、左右を切り落とさないといけないのか?という当然の疑問が。
これには「ピクセル比率」という、規格だらけでややこしい話が関係していました。

▼分かりにくいピクセル
ピクセルとは、画面の1ドットですが、パソコンのモニタなどは正方形です。
しかしテレビなど、縦長で正方形ではないものが存在します。
これの影響で、カット(クロック)・リサイズをしてらやらないと、本来の正しい表示ができず、微妙に横に伸びた絵になってしまったりするのです。




で、これを最近知ったので、動画エンコードをやり直さないといけないわけですが……
次は、TMPGEnc4.0で実際にエンコード処理をする流れを紹介してみようと思います。