現代アート作家・ヤマオタケシ(TakeshiYamao)ブログ -12ページ目

現代アート作家・ヤマオタケシ(TakeshiYamao)ブログ

「Stand UP!Monster!!人生を変えちゃうアートを!!!愛のバクダン!!!!もっとたくさん!!!!!落っことすゼ!!!!!!」


「生成(なまなり)〜母性への渇望〜」

Acrylic gouache on canvas

SM(227×158mm)

2023.12


存在するからそれを望む


望むから嫉妬する


嫉妬するから苦しむ


苦しむ故にさらに望む


そして執着し囚われ鬼へと変わる


苦しみが楽になるのならば


嫉妬を忘れるようにさらに望む


熱望、切望、渇望。


「般若」

Acrylic gouache on canvas

SM(227×158mm)

2023.12


求める物はもう手に入らず


行き場を無くした情動だけが暴れ回る


モンスターに成りきれず


人間にも戻れず


醜いモノに成り下がり


それでも求めてしまい


心を掻き乱され


感情は壊れ


表情の作り方も分からない


必要なモノはどこにあったのか


「親性に翻弄される」

Acrylic gouache on canvas

SM(227×158mm)

2023.12


愛だの絆だのとのたまい


自分勝手な親性を注ぎ


子どもを翻弄させる


僕は愛されてた


だけど


僕が求めたモノとは似て非なるもの


望んで、求めて、ねだって


でも


伝わらなくて求める事はもう止めた


僕は冷たくなった


それでも


燻る煙草の葉のように


求める気持ちが心の隅のどこかで煙を上げ


僕を翻弄させる

少年画コンセプト

「親性への欲求」


テーマ:人間とモンスターの境界線


モチーフ:般若


説明

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能などで有名な、般若の面。

これは「嫉妬に狂った女」であり、女が「生成・中成(般若)・本成」の三つの段階に渡り、鬼や大蛇に変貌する様子を表現しています。

それを少年画のモチーフとして描けば、一体どうなるのかと考え、製作した作品です。


般若は愛憎によって狂いましたが、少年の場合、何を求め、鬼に変貌するほどの嫉妬や強い執着を覚えるのだろうか、と考えた時、未成年の子たちは「親の愛情」に強く反応するのではないか、と感じ、表現のポイントとしました。


ほんの半世紀以前と違い、現代社会には様々な情報が氾濫しています。

その中で生きる、思春期の子たちは、真偽も分からない、膨大な情報や様々な脅威に触れる機会が増えました。

現代人は、大人も子どもも、年齢だけを重ねて精神が伴わず、承認欲求だけが肥大化し、溺れている印象が否めません。


この様に、大人になりきれない人間が増える中で「親」が「子」に与える愛情に満たされれば、「彼ら・彼女ら」は他人からの評価が全ての生活ではなく、自身が精神的に自立し、自分の足で生きてける道が開けるのではないか。

そう考え、今回、遠回しながら「子どもが求める親性」を表現しました。


「誘惑に泣く」

Acrylic gouache on canvas

SM(227×158mm)

2023.12


求めても手に入らない


望んでも手に入らない


せがむモノとは違う形で誘惑してくる


ねだったモノとは違う形で与えてくる


似て非なるモノに翻弄される日々


僕が欲しいモノはもう手に入らない


似て非なるモノの似てる部分にすがって


苛立って


虚しくなって


自暴自棄になって


全てを無くし


今日も毛布に包まって泣くだけ