感想とかそんなんじゃないよ、コミックエッセイ「人間仮免中」を読んだ。 | 現代アート作家・ヤマオタケシ(TakeshiYamao)ブログ

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感想とかそんなんじゃないよ、コミックエッセイ「人間仮免中」を読んだ。

卯月妙子さんは凄い生き方をしてはるなぁ。

読んでてちょっと怖くなってしまった。

統合失調症恐ろしや。

相変わらず他人と自分を比べてしまう発言をしてしまうが、今は一応障害者手帳を持ってはいるけど、やっぱり俺は酷い障害じゃなくて、かと言って普通でもなくて、でも見た目からは病気だなんて誰も思わない。

だから、自分は病気なのか病気じゃないのか、その狭間で苦しんでた10代。

言葉は悪いが、いっそのこと見た目も頭もオカシかったら楽なのになぁなんて思ってた。

その頃は病院に行ってなかったしね。

病院に行って、もし病気じゃないって言われたら自分を否定されたようで辛いなぁっと思って怖くて病院には行かなかった。

薬飲むのも嫌だったし、病院自体嫌いだったしね。

20代で初めて診察受けようと思った時は、今までの自分が否定されないか恐々してたなぁ。

精神障害に認定されてから開き直るようにして、「俺、障害者だしゆっくり生きていきゃいいや」って「障害者」って言葉に逃げ道を見つけられたから、少し楽になった。

まぁ、そんなのも20代半ばまでで、やっぱり、30間近の今になると焦りも出るよね。

で、「人間仮免中」だけども、あれ読んじゃうと、なんか自分なんて大したことないのに、逃げてるだけのように感じてしまう。

ただ、やっぱり、いきなり何かが出来てしまうことなんて無くて、日々コツコツとゆっくり歩んでいくことで出来上がっていくものがあるのかなと思った。