クリニック、レジュメ先行掲載
参加する方で事前に概要を知りたい方はこのページをご覧下さい。
暑いですね〜〜!
皆さんくれぐれも体調管理にはお気をつけ下さいませ。

道下和彦の How To Improvise=アドリブを楽しもう!
■会場:大須コミュニティーセンター大会議室(当ビル5F)
■日時:2019年8月10日(土)
11:00~12:30 インプロヴァイズ初級編(講義)
13:00~14:30 インプロヴァイズ中級編(講義)
■参加費:各コース3,500円(税込み)
■定員:各25名
というプチイベントをやります。
詳しくはリンクをご覧下さい。
その時のレジュメを宣伝を兼ねて少しだけ掲載します。
はじめに・・・
1.音楽って何?
2.音を「出す事」と「聴く事」
3.音楽に練習(学習)は必要か?
4.練習を楽しくするために・・・
How to Improvise授業
*説明の為に使うコード進行
1.コードトーン
2.音の文法
3.アプローチ・ノート
4.スケール
5.メトロノームの使い方
6.和声学入門






はじめまして!
ギタリストの道下和彦です。
みなさんは、「アドリブ」という言葉をご存知でしょうか?いろんな状況で使われる言葉ですが、多分「何も用意しないでその場でやってしまう」事、という風に世の中では伝わっているのでは?どんな状況にしても人間はノープランで何か意味のある事をやるのは無理だと思います。旅行に行くにしても何処に行くか?どうやって行くか?くらいは決めますよね。何をするにしろ、準備することによって楽しい時を過ごせる可能性が高まるように、「音を使って遊ぶ」時も準備することによって楽しめる範囲や深さが変わってくるのではないでしょうか?音を楽しむ為にどんな準備があるのか?いくつかの例をみなさんと一緒に話出来ればいいなぁと思って今回のイベントにおじゃまいたします。みなさんよろしくお願い致します。
1.音楽って何?
そもそも音楽って・・・音楽に限らず人間という種は時間というキャンパスにいろんな工夫を加えてそれを楽しみに変えるのが好きなのです。よほど「暇」なのが嫌なんでしょうね?とにかく、我々ホモ・サピエンスは音を使って音楽を、身体を使ってダンスを、言葉を使ってお笑いを?、芝居を、オペラを、ミュージカル、映画、などなど…時間というキャンパスを使って信じられないくらいの大勢の人と「それ」を共有できるようになっていったのです。人間が科学技術など何も持たない頃から「それ」はありました。人は「脳」を楽しませるためいろんな工夫をしたんです。アニメやゲームはそれらの進化形です。ジャンルや形態を超えて、時間をいかに良く過ごすか?ということを我々がやってきた、といえると思います。
2.音を「出す事」と「聴く事」
人に限らず、地球に住む数多くの生物達は音を利用します。空気や水があって良かったですね。音を利用して何をするのか?それは情報の伝達や収集です。クジラは1600キロ先にいる仲間達に向かって歌うそうです!。猿は「ライオンが来たぞ~!」とかね…我々ホモ・サピエンスも同じようにフガフガ言ってる間にいろんなことを発明したのでしょう・・・(端折り過ぎ)?
もちろん、目からは光の情報も入ってきますので生物達は何かと忙しいのですね。音で伝達する為に生物達はいろんな工夫をしました。繰り返す音、単発の音、大きい、小さい、高い、低い、長い、短い、気持ちいい、不快、音は結構いろんな事が出来るのです。即ち、我々は音を伝達の道具として使うのです。音楽も同じ「音」です。即ち何かを伝えるための「道具」です。目的を持たない音は私たちに恐怖や不快を与えます。音を出すときは何かを伝える目的で出してみてください。音を出すときに重要な事「ちょうどいい音量」「気持ちいい音」「ヴォキャブラリー」「聴く・・・」「歩み寄る・・・」等、それらは全て「伝え、伝わる喜び」を得るために私たちが考えなくては行けない物だと思います。
ぜひとも意識の片隅に・・・演奏、合奏、セッション、等の意識が今まで以上に楽しくなると思いますよ。
3.音楽に練習(学習)は必要か?
子供の頃・・・皆さんは勉強好きでしたか?私は大嫌いでした。今も嫌いです。
訳の分からないものにたいして頭を使うのって、とっても辛い事です。
それではその前・・・皆さんどうでしたか?
赤ちゃんの頃どうやって「言葉」を覚えたか?皆さん覚えてますか?
*言葉を覚えるプロセスを思い出そう!
よく言われることですが、音楽(特にアドリブ)は、会話と似通った部分があると思います。しかし謎の多い、一種の外国語?のようなニュアンスで世の中に認知されているかもしれません?
母国語の場合、お母さんが赤ちゃんに何回も同じことを語りかけ、それを(真似)します。そのうち赤ちゃんはそれを(使)って意思を伝えるようになります。そして人はそれを使って(詩)を作り、(歌)になり、人々に(伝)えます。
真似して→使って→想像する P・A・D
それに対して我々は外国語を覚えるときに、文字を学び、単語を覚え、文法を学習し、リスニングさせられ、読まされ、テストされ・・・
*ただしゃべるだけなのに、全く違うアプローチ・・・
音楽に置き換えて考えてみましょう。
皆さんはメロディをどうやって覚えていますか?カラオケで歌ったり、散歩しながら、通勤通学中、入浴しながら、貴方が口ずさむメロディはなぜ頭に刻まれているのか?
「あ、これはメジャー・スケールのダイアトニックだから……」とか「まずマイナー6thの音程から始まって~」とか「マイナー7thコードの上の9th からスタートだ!」などのようにして歌を覚えている方は(まさか)いませんよね……または楽譜で覚えた!という人も少ないと思います。
*人間は特殊な教育を受けていなくてもメロディを覚えられるのです(言葉と同じように)。
メロディと呼ばれる「音程とリズム」からなるものを口ずさむと、なぜか気持ち良くなるのですが、その辺の根源的理由はさておき……まずは、人はメロディを覚えることができる!という事実を認識してくださいませ。そしてたいていの人がメロディを覚えるために潜在的に和声的な感覚を利用しています。メロディを歌う時(例えば風呂で鼻唄を口ずさむ時)、そのメロディが悲しげ(短調)だったり楽しげ(長調)だったり、それ(調整)を意識しながら歌ってませんか?
もちろん歌詞もあるでしょうが……メロディ(単音)しかないのに、なんとなく耳の奥で伴奏のようなものが流れていませんか? そしてそれを元にメロディを再現している……? それはあなたがすでに「和声」を持っているということなんです・・・
回りくどくてすいませんが、即ち、音楽は既に皆のなかにあるんです。
4.練習を楽しくするために・・・
こんな私も人に音楽を教えはじめてから、かれこれ25 年。「どうすれば練習が楽しくなるか?」を考え続けた、そんな音楽人生だった気がします…私なりにレッスンする上で、一応自分なりに不文律的なものを決めてやってきました。
ここでそれらを紹介しましょう。
*基礎から積み上げない!
英語を学ぶのはThis is a penから? 我ら日本人は、必ず物事には基礎があると根拠希薄なま
ま思い込んでいる節がありますが、基礎でも何でも、その人が本当に必要になった時にやらなければ身につかないと思います。いきなり好きなミュージシャンの演奏ををコピーしたっていいのです! 最初から好きなものに堂々と食いつきましょう!
*練習法に名前をつける!
" 今、何をしているのか?が、曖昧な練習はNG!。集中力という人間の能力は1日の内、僅かな時間しか持ちません。私は練習法に名前をつけて学生に教えます。今日は○○をやろう!と言えるようにするのです。例えば「マイナス1の法則」「オルタネート・リズミック・スタディ」「リーディング・イン・ポジション」「アッパー・ペンタ」「無窮動‼」、etc……楽しそうでしょ?
*自分が楽しくない練習法は絶対人に勧めない!
“ためになるかどうか“は、「ハマれる」かどうか、です。自分がハマったものは人に勧めたくなりませんか?「これ美味いで~」ってね(^_^)v
*習得とは、考えなくてもよくなること
自転車に乗る時、ペダルを踏む足を「次は右足、次は左足」と考える人がいるでしょうか? コード進行を覚えてコード進行のことを考えなくてよい状態、読譜の練習をして“次の音、何だっけ?”と考えなくてよい状態……そうなるまで習得してください。そしてもっと「音楽というドラマ」を作ることに頭と心を使えるようになれれば最高です! ※お前(筆者)もな(^_^;)
*練習と練習法の話
上手くなりたい、でも何をすればいいかわからない。初心者からの質問ランキング堂々の1 位の質問です( 私の経験上)。この質問は、本当に何をしていいかわからない人が「藁にもすがる思いで…」ならOK。しかし、“これをやればうまくいく”……そんな便利な方法があると思って質問する人がいます。いいえ、そんなもの、ありません!( 断言) あるのは数々の練習法、そこから自分に合ったものを見つける、それにハマりまくる!、のみです。それが練習なのです( 断言)。今まで数々のミュージシャンが練習法を開発し、それによって身につけた技術で音楽という人類が生み出した最高峰のゲームを楽しんできました。皆さんも自分がハマる楽しい練習法を見つけてください。きっと時間なんていう煩わしいものは感じなくなりますよ(^_^)v
*ゲームはヒント!・・・・・
この続きはクリニックで〜〜