このブログは洗足音大ジャズコースの授業&レッスンの資料用として書いています。

 

本記事は初心者主に副科学生さん向けのお話です

 

ペンタ・トニック・スケールはアドリブの基礎!?・・・というのは嘘です。

 

メロディを作ることに特化したスケールである事は否めません・・・が、

 

アドリブしたいギタリスト達にとってペンタは、旅へのアイテム・ゲット?であり、迷宮の入り口?であり、ボスキャラとの戦いに備える最終兵器?なのでありんす〜ガオ〜ムカムカ

 

実に奥深いのであります・・・

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

私は、若い頃ボストンの学校で勉強していました。

楽器屋さんもよく通いました。

私が住んでたアパートの近くに「ミスター・ミュージック」と言う店がありまして、しょっちゅう楽器を弾かせて貰ったんですが、その店のおっさんによく絡まれました「おいセッションするぞ!」ってね…

 

ある時私がブルースをF(ヘ長調)で弾いていたら・・・(その頃の私にとってブルースはFかB♭だったのです)

 

ムキー「おいお前、この国(アメリカ)ではセッションは G でやるんだ!覚えとけ!」(英語で)

 

と、威嚇され・・・

 

えー「は?なんでやねん!」(大阪弁で)

 

この日の事は今でも時々思い出すのです…

 

あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

 

楽器屋のおっさん(ジョー・ペリー似)は、ギターの基本調(キー)はG(ト長調)であるおっしゃるのです。

 

通常、私達が音楽の授業で最初に習う調はC(ハ長調)です。

 

しかしアメリカでは?セッションは先ずGなんだ!そうです(楽器屋のおっさん曰く)

 

それから月日が経ち・・・

 

初心者の方に(副科の方)に教える時に私は「セッションはGでやるのがいいよ〜まずはGペンタ弾いてみよかグッ

 

・・・といっております。

 

弾いてみよか〜

 

 譜例1)

 

Gメジャー(Eマイナー)ペンタトニック・スケールは、ギターの愉しさを味わうのにもってこいの素材なのです。

 

 譜例2)

 

 

 譜例3)

 

これだけでものすごい沢山の曲が弾けますよ。

是非試してください。


赤とんぼ

夕やけ小やけ

チューリップ

はと(ハトポッポ)

アメイジングレイス

メリーさんの羊

蛍の光(Auld Lang Syne)

函館の女(北島三郎)

上を向いて歩こう(坂本九)

年下の男の子(キャンディーズ)

ブラックナイト(Deep Purple)

新世界-第二楽章(Dvořák)

笑点

サザエさんイントロ

その他多数!


みなさんも探してくださいね〜

 

サービスで1曲だけ載せておきますのでメロディとコードを弾いてみてください。

 

他の曲も記憶を頼ってなるべく楽譜を使わず、自分の耳で探す事をお勧めします。

 

譜例4)赤とんぼ(少しリハモしてあります)