すべらない曲アンサンブルとは、自分にとって思い入れのある曲を、他人にも好きになって貰おうと、お節介にプレゼンするというアンサンブル授業です。

帰れない2人
井上陽水、忌野清志郎 作詞曲

私は子供の頃シングル盤を集めておりました。ガロ、天地真理、チューリップ、そして井上陽水の「心もよう」。平凡明星の歌本を見ながらコードを覚えたものです。あの頃、あんなにも情報が無かったのに私の時間は「音楽」で満たされていました。ほんとうに不思議なのですが今の私の周りに流れている時間はあの頃と同じものとは思えないのです…情報を断ち切ったらあの日に帰れるのかな?私と同世代の方達も同じ感覚なのかな?
(情報や知識をマウンティングの道具みたく扱うようになったのはいつの頃からなのかな…?)東京で見る雪はこれが最後になるのかな?

さておき!私がシングル盤を買っていた目的はただ一つ!B面が聴きたいからです。だってA面はラジオで聴けるし。チューリップの「夢中さ君に」(心の旅B面)は好きな曲で、始めて組んだバンドでやってましたね。井上陽水「帰れない2人」(心もようB面)は若かりしき私のヘビロテ曲。フェイドアウトにながれるギターのリフを一生懸命コピーした記憶があります。この曲は恋する2人の「あるある話」なんですが、井上陽水のフワフワの声で語り掛けるように歌われると切なさがじゅわーーっと滲み出して来ます。フォークソングといわれてた井上陽水や吉田拓郎のかぐや姫等の歌詞の中には英語(カタカナ)が出てこない、でもコード進行は洋楽からの輸入(^з^)-☆そこが!すべらんなぁ〜
忌野清志郎がこの曲を合作したというのは後に知りました。



私は隠れ忌野ファンで「タイマーズ」には本当に元気をもらいました。東京に来た頃、車の中でフルボリュームで聴きながら夜中の首都高を泣きながら運転して、スピード違反で捕まって笑ってしまいました。今もふとした時には「でいどり〜びりーばーそんで〜彼女はくい〜〜ん」と歌ってしまいます。最近彼の本を手に入れてベッドでずっと見ながら癒されています。フランク・ザッパといい忌野清志郎といい、今こそいて欲しい人なんですが…