すべらない曲アンサンブルとは、自分にとっては思い入れのある曲を、他人にも好きになって貰おうと、お節介にプレゼンするというアンサンブル授業です。

私はこの3.4年「ねこじた」というバンドをやっております。ボーカル、2アコースティックギター、ベースという編成。
写真は「なおこと一郎」さんwith ねこじたですが左から私、石坂裕美vo、山田直子b、1番右が富川勝智gの4人組バンドです。このバンドはジャンル人間性バラバラ、正に社会の縮図のようなバンドですが、選曲が変わっていてジャンル関係なしに「すべらない曲アンサンブル」を地でいく四人囃子飯です。ねこじたで今流行っている?のがブリティッシュ・トラッド・フォーク。私の世代ではペンタングル、フェアポートコンベンション等が有名といってもマニアックですが…イギリスの田舎の森の中にいるような?ファンタジックかつアコースティックな音楽でギターが大活躍する音楽です!ビートルズの「ノルウェーの森」や「ミッシェル」等はブリティッシュ・トラッド・フォークの影響を感じます。
今回皆さんに聞いて頂きたい曲は、ペンタングルの”Light Flight”です。



フォークソングだからといってなめてはいけないのです。変拍子バリバリの正にプログレソングです。私的にはこの曲のボーカルの「義務的無表情歌唱」がとても好きで、「リコーダーのような声」と個人的には呼んでいます。ジャッキー・マクシーvoさんの唄い方は好みが分かれるでしょうが私的には「楽曲と一体化した唄」という感じがたまらなくすべらんなぁと思うのです。そして2人のギタリスト、バート・ヤンシュとジョン・レンボーンがまぁ今現在では滅多に見かけないタイプで、音色のコンセプトが現代のギターとは違って、平気でベチベチした「雑」な音で最高に美しい音楽を奏でるのです。神経質にノイズを削って加工した今のレコーディング・サウンドの奥行きのない事…やだやだ〜と思います。それならば打ち込みでも楽曲の美しさを完璧に表現してくれていればそれの方が私の耳は喜ぶと思います。

もう一曲ペンタングルの美しい音楽を…
リコーダーのような声とベチベチしたギターをお楽しみください。