だいぶ前の話ですが、
キンギョソウの果実がドクロに見えると
ネット上で話題になったことがあります。
そしてわぴちゃんもテレビで
それについてコメントをしたことがありました。
そろそろキンギョソウのドクロが
できはじめる時期でもあるので、その探し方を紹介しますね。
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まずキンギョソウについて軽くお話をします。
キンギョソウは地中海沿岸地域原産の多年草で、
古くから観賞用に栽培されています。
花を横から見ると金魚のような形をしています。
また花の形を「かみつく竜」に見立て
英語でスナップドラゴンとも呼ばれています。
咲き終わると花びらはポロリと落ちてしまいますが、
萼は残り、やがて果実が膨らんできます。
この果実…正面から見てみると、
まるでモグラちゃんみたいでなかなか可愛い(*´▽`*)
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この果実の中には、小さなタネがぎっしりと詰まっています。
中のタネが熟すと、果皮(果実の皮)に3つの穴が開き、
そこからタネがこぼれ落ちます。
この3つの穴がドクロの目と口に相当するのですが、
実際にはこの写真のとおり、さかさまについています。
キンギョソウのドクロを見つけるときは、
上から逆さにのぞき込む必要があります。
ドクロの表情は、果実によって微妙にちがって見えます。
ぜひぜひ皆さんもキンギョソウのドクロを探してみてくださいね。