最低気温-5.7℃を記録した12月19日の朝は、
逆さつららという珍しい現象にも出会えました☆
逆さつららの赤ちゃんもありました。
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逆さつらら(ice spike)は、水面に氷が張ったとき、
その一部がにょきっと柱状にのびてくる現象です。
今回逆さつららができた氷面には、
氷の筋がピキピキッと何本も走っており、
筋と筋の間に三角形の「氷の窓」がいくつもありました。
そして逆さつららは、その氷の窓の部分にできていました。
水は4℃で体積が最小となり、それよりも温度が下がると
膨張して体積が増えていくという性質があります。
そこで今回の逆さつららは、
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(1)まず水面に氷が張り、「氷の窓」ができる
(2)氷面下の水(液体)の温度が4℃以下となり膨張をはじめる
(3)膨張した水が「氷の窓」の部分から外に押し出される。
(4)押し出された水は凍りながら上に向かってのびた
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こんな感じで形成されていったのかな?と推測しています。