今日昼間、アーチ雲がずっとトレンド入りしていて気になっていました。
しかしわぴちゃんは別な仕事に忙殺され、確認出来ず…。
夜のNHKニュースを見て、
関西で見事なアーチ雲が出ていたということを知りました。
これに便乗するのもなんか申し訳ないような気もしますが、
せっかくなのでアーチ雲について紹介する記事を書きたいと思います。
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発達した積乱雲のまわりには、さまざまな雲や現象が発生します。
その中でアーチ雲は、雨が降っている場所と
降っていない場所の境目にできるもので、
雨柱を取り囲むようにしてできます。
ちょうど黒雲の土手のような見た目をしていて、
積乱雲本体の底に接しています。
ふつう積乱雲の進行方向側にできるので、
雨柱がこちらに向かってきているときにアーチ雲が見えます。
アーチ雲の向こう側は激しい風雨となっており、
天気はアーチ雲を境に急変します。
アーチ雲が頭上に差しかかると、
ガストフロントと呼ばれる突風が吹き荒れます。
まれに風が渦を巻いて、ガストネードと呼ばれる
小さな竜巻のような現象が起きることもあります。
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今日はわぴちゃんはアーチ雲を見ていませんが、
過去に撮影したアーチ雲の写真を載せますね。
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アーチ雲は世界気象機関が刊行した国際雲図帳2017では、
雲の細分類のひとつ、補足雲形(雲に現れる部分的な特徴)に
位置づけられています。
10種雲形のうち、積雲と積乱雲にできる特徴です。
国際名はarcus、略号はarcです。
英語ではarccloudまたは
shelf cloud(棚雲)と呼ばれています。
日本語名は今はアーチ雲ですが、
古い文献によるとかつては「雷雲の襟」と呼ばれていたようです。
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【おまけ】
アーチ雲と似て非なるものにロール雲と言うものがあります。
積乱雲の雨柱を取り囲むようにできる横長の雲ということで
よく似ていますが、こちらは積乱雲本体の底からは離れた位置にできます。
積乱雲の雨柱とともに地面にたたきつけられた空気が、
四方に広がり、それがくるんと
巻き込むような流れになったときにできます。
ロール雲の国際名はvoltus、略号はvolです。
以下は過去にわぴちゃんが撮影した積乱雲近くのロール雲です。