曜白朝顔(ヨウジロアサガオ)は、
花に5本の白い放射状の線が入る栽培品種群です。
まるで傘の骨のよう☆
じつはこの曜白朝顔…。
純粋なアサガオ(Ipomoea nil)ではありません。
アサガオとマルバアサガオ(Ipomoea purpurea)を
かけあわせてつくられた交雑種なのです。
わぴちゃんがこれを知ったのは数年前。
本格的なアサガオの文献を読んだときですが、
かなりビックリしたのを今でも覚えています。
ちなみにアサガオとマルバアサガオはこんな感じです。
この仲間の重要な見分けポイントのひとつはがくの様子です。
そこでアサガオ、ヨウジロアサガオ、マルバアサガオと、
がくの様子を並べてみました。
確かに、ヨウジロアサガオのがくは、
アサガオとマルバアサガオの中間的な姿と言えるかもしれませんね。
葉も並べてみました。
マルバアサガオは名前のとおり丸っこい葉をつけるのですが、
ヨウジロアサガオの葉は、アサガオに近いかたちをしています。
ただ曜白朝顔は品種改良の過程で、さらにアサガオを
かけあわせたりしているようで、品種改良の進むにつれ、
見た目がどんどんアサガオに近いものとなっているかもしれませんね。