今日(8/12)は大気の状態が非常に不安定となり、
北関東では午前中の段階から積乱雲が発生していました。

わぴちゃんもお昼ごろ出発し積乱雲の観察・撮影を行いました。

その際、最も気になった雲がこれです。



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このときの状況を記していきます。
まず12:30ごろ、わぴちゃんは

茨城県古河市~境町付近で積乱雲の張り込みをしていました。
 

最初に見られたのはこれです。

奥のほうはいわゆる「雨の柱」で、
雨の降っているところと降っていないところの
境目にできる黒雲の帯がアーチ雲(arcus)です。

いろいろな可能性を考えつつ雲を見ていましたが、

もっとも確率が高いのは、このままアーチ雲とともに

向こうの降水雲もそのままこっちにやってきて、
雨の柱に包まれるだろうというシナリオでした。

ところがやがてアーチ雲の一部に小さな「雲の立ちあがり」ができ、
その部分がどんどん大きなふくらみとなり、
遠目からまるで火災の煙が立ち上っているような姿になりました。
 

それが冒頭の1枚目です。

これはもしかしたら壁雲(murus)という「竜巻一歩手前の雲」かもしれません。
その後はばらけていったため、それ以上進展することはありませんでした。

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この時に見られた雲の様子を以下時系列に並べますね。
ていねいに精査すると国際雲図帳の補足雲形・付属雲の類が
いくつも混じっていると思います。

 

 

 

 

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すみません。最初にアップしたときにこれをつけるのを忘れました。

2020年8月12日ごろの各種ナウキャスト(気象庁提供)です。