この邦題を初めて目にした時は

なんでこんなB級映画の宣伝を、話題作の予告なんかで流すんだ?

と、心底疑問に思ったものですが、詳細を聞いてみれば、スティーブン・スピルバーグ 製作総指揮、その他大物監督らがなんと20数名もプロデューサーとして参加して作られている超A級作品である事が判明し、地味ながらも話題を集め遂に封切られた今作。

物語は単純明快で、西部時代に突如エイリアンが出現し、次々と町に甚大な被害を及ぼしていた。

そこに、記憶を無くした謎の男が現れ、その腕にはエイリアンに対抗出来る、強力な武器が備え付けられていた。

この物語の焦点は、ダニエル・クレイグ演じる謎の男の、失った記憶にある訳だが、そこに驚くような大ネタが隠されている訳ではない。

もう一度言うが、この映画は単純明快にして、超王道をいく作品に仕上がっている。

一つ、今までと違う試みをしたのが、表題通りカウボーイとエイリアンを組み合わせてみた、目新しいのはただそれだけでしょう。

しかしこの映画、王道を行くだけあって、登場するキャラが全員良い味を出している。

敵も味方も、皆粋なのである。

クールなタフガイ、偏屈だが義理深い男、護る者の前では強い正義感を発揮する弱虫、親の七光りにふんぞり返る出来損ないのボンボンなど、キャラの立て方が上手い。

なので、それらの絡みを見ているだけで、そこそこ楽しめるのだ。

エイリアンやUFOも、造形ヲタのスティーブンスピルバーグが関わっているからか、中々の出来。(エイリアンは、スーパー8のエイリアンに酷似していたが。)

目新しさはそれほど無いものの、やはりその安定感は抜群か。

反面、もう少し捻りは欲しい所だったが。

評価:73点