沖縄三線和於屋オリジナル、紫檀のオイル仕上の三線
手ざわりが良く棹の上で指がスムースに動き、全体にしっとり感がある。
この棹は木目が大きく良く映える。
スンチ塗などの様に樹脂の塗膜が無いので、
棹の響きがものすごく感じられ、
黒檀の様に中低音が大幅に増幅されている。
沖縄三線和於屋オリジナル、紫檀のオイル仕上の三線
手ざわりが良く棹の上で指がスムースに動き、全体にしっとり感がある。
この棹は木目が大きく良く映える。
スンチ塗などの様に樹脂の塗膜が無いので、
棹の響きがものすごく感じられ、
黒檀の様に中低音が大幅に増幅されている。
この三線はお客様から和於屋が引き取った三線で3~40年は前と思われる。
この頃の三線は小ぶりなフォルムとなっていた。
引き取ったときは黒塗りで心でしか素材を確認することが出来ず、
一般的なゆし木三線と思った。
塗膜を剥いでみたら実が入っており驚いた。
当時は伐採禁止前で初心者向けの三線でもこのような材を使っていたのだろう。
いまなら強化張りで8~9万円はすると思う。
Used三線として販売するが、中古品は棹のみで、塗は新たに施してある。
その他の部品は全て新品で新古品と言っても過言ではないと思う。
アフリカ黒檀とは、東アフリカ原産で、紫檀、ローズウッドの仲間で、マメ科に属している。
(八重山黒木や輸入黒木、黒檀はカキノキ科。)
見た目が黒檀にそっくりなのでアフリカ黒檀と呼ばれている。
カキノキ科の黒檀よりも硬く、材面が滑らかで、重さと堅牢さを兼ね備えた特殊な木材。
材質が黒檀をも凌ぐことから、別名「グラナディラ」と呼ばれ、オーボエなどの木管楽器にも用いられている。
楽器に用いられるほどなので、棹の響きは折り紙付きと言えよう。
アフリカ黒檀の多くは漆黒に近い黒さだが、
この棹は小さい鶉目が数か所に点在して、美しい棹に仕上がっている。