氷艶 贅沢な融合 | ぼちぼちぶろぐ

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すきなことをかいてます

破沙羅でもそれぞれのプロがお互いの全力を尽くすことで

新たな化学反応が生まれ

これまでにない舞台を作り上げていました。

今回もそれは同じで、もうどこもかしこも何から何まで

こんな贅沢あっていいの?って思うほど。

 

まずは楽曲の良さ。

今でもふとした瞬間にすぐに頭の中で曲が流れ出すほど。

何よりテーマ曲があれほど生きて、効果的に

使われていたことに感動でした。

全体の締めとなる場面で、まさにこれしかない!ような曲。

ドラマチックで美しく、哀しさに満ちて、でもどこか癒されるような。

松本さんってやはり特別な凄い方ですね。

そしてラストにはそこへ持っていく流れも考えて作られたであろう

川井さんの曲の数々。

奇をてらってはいないのに印象的で

和の雅な雰囲気があるのに古めかしくない。

いくつものテーマ曲に様々なアレンジがされて

そのシーンを思い出すと曲も思い出せる。

川井さんの曲はドラマやアニメなどでお馴染みですが

きっと沢山の引き出しをお持ちの方なんでしょうね。

素敵な曲ばかりだったなぁ。あぁ、サントラが欲しい!

っていうか早く放送日が来てほしい!

 

プロジェクションマッピングも凄かった~。

和歌のシーンはスケートならではのスピードと滑らかな動きを

活かした忘れられない演出でした。

ステファンと大輔さんの、どこか似ているのにそれぞれ違う、

二人の個性がより一層際立ってたと思います。

狩りのシーンも良かったなぁ。

ご覧になってない方はぜひお楽しみに!

ここは曲も可愛くて大好きです。

あと、やはり舞台転換が一瞬でできること、

地面(氷)への演出ができること。

普通の舞台とはまた違う表現が可能なんですよね。

ハッとする演出がいっぱいありました。

 

衣裳も良かったなぁ。

キャラクターごとの色設計というか、キャラ同士のバランスとか。

VOGUEさんのヘアメイクも。もちろんパンフも素敵でした。

写真集楽しみですね!

 

すべてをまとめていらした

宮本亜門氏。

まずは氷艶のお仕事を受けて下さったことに

感謝の気持ちでいっぱいです。

そして大輔さんの新しい扉をいくつも開いてくださった。

初めての本読みがあった合宿から本番までひと月足らず。

芝居、スケート、歌、それぞれ最終的にどこまでやれるか

確実には分からない中でここまでまとめ上げてしまうとは、

流石というか、一流の方は本当に凄いですね!

亜門さんはどんな事態にも対応し、調整し、噛み合うように

舵をとる、要になってらしたと思うんですが

ご自身の体調のこともあったでしょうに

これほどのプロのお仕事。。。その情熱たるや。

ただただ尊敬です。

 

今回の氷艶では

役者さんもスケーターも歌手の方も

みんながお互い挑戦することで

観ているほうは、誰が役者で誰がスケーターで誰が歌手なのか

気にならなくなるというか、それくらいに一つの世界観に

惹き込まれました。

再演、難しいかなぁ…ないかなぁ…あるといいなぁ。

 

出演者の方々の感想も残しておきたいので

またぼちぼち書いておこうかなと思ってます。

 

こんな辺境までいらして下さってる方、

ホントありがとうございます!