氷艶 物語の話…が結局大輔さんの話 | ぼちぼちぶろぐ

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すきなことをかいてます

私の初回はスタンドからでした。

ラッキーなことに正面の席でしたので

贅沢なプロジェクションマッピングを堪能~。月がとても綺麗。

前回の破沙羅では義経様登場時の鷹も、弾正様の操る

ネズミも全く分からずだったので、全体を把握できるのが

とてもありがたい!

 

物語の前半は思ったより、源氏物語の流れに沿ってるのねーと

思って観ていたら、後半は私の想像をはるかに超える怒涛の展開。

大輔さんのセリフの衝撃に頭が追い付かずにいるうちに

歌も押し寄せ、更にええっ!!という驚きの展開が矢継ぎ早で

もう完全キャパオーバーであわあわしているうちに

源氏の君様は月に帰ってしまわれました…(笑)

笑いごとじゃないけど(汗)

 

私には1回の公演ですべてを受け止める能力は

無かったようです。。。無念。

私の場合、次の氷艶ではもうちょっとネタバレを仕入れてから

行ったほうがいいようです。反省。

 

といういことで、次の日は気持ちを落ち着けて再挑戦。

物語も大輔さんのパフォーマンスも思う存分楽しみました。

 

個人的には、物語としては破沙羅の方が好みかなーと感じました。

月光かりはラストが悲しすぎるので…(涙)

まぁもちろん救いもあるといえばあるわけですが

報われない人が多すぎて

みんなもうちょっと何とかならなかったのかと

ウジウジ考えてしまいます。

長道が違う人を好きになっていたらなぁーとか(笑)

まぁ、そういうところが後をひくというか、面白いとも言えますけど!

 

ただもう、今回はとにかく大輔さんのスケートが素晴らしくて

その滑りをたくさん見られて、こんなに見せてもらっていいのかと

贅沢すぎてコワイくらいでした。

気力体力めちゃくちゃ大変だったでしょうね…。

 

登場シーンの目の覚めるような清々しい少年っぷり

まちなかをやんちゃに走り回る様子

求愛する時のまっすぐで高揚した気持ちが見えるような滑り

ステファンとの歌くらべや狩りの場なんて、もう、もう、

美と美と美しかなかったです(笑)

 

ラストのクライマックスでは

セリフ、そして歌、最後がスケートという流れがもう…!

すべてが違和感なく繋がって表現されてる、と感じました。

これってすごくないですか?

そして大輔さんのスケートはやはり特別。

もう一生観ていられます、というか観ていたい!

 

試合もショーも同じ覚悟、それを実感した氷艶での演技でした。

凄まじく、素晴らしかったです。

 

(ところで、告白シーンのセリフが好き過ぎて

あの時の純情で柔らかい表情も素晴らしすぎてたまらんのですが

「どうしても」ってところがちょっとだけ関西なまりっぽいというか

私は地方人なのでよく分からないんですが

そこがまた、あ、なんかかわいいーと思ってしまいました^^

まぁ、舞台はみやこだから関西なまりでもOKですよね!笑)