「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ -9ページ目

「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ

出版社で書籍の編集者をやっています。
読んだ本からシェアしたい名言・格言をご紹介させて頂きます。


【ヘレン・ケラー】

「もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」

「どんなところにも必ず道はある。人生には決して絶望はない」

「障害は不便です。でも不幸ではない」

「もっとも興奮するのは、他人のために生きるとき」

講演会で「あなたは目が見えるようになることを願っていますか?」と質問されて。
「いいえ、とんでもない! 私は光の中を一人で歩くより、闇の中を友達と歩きたいと思っています。友がいれば世界は日々生まれ変わります」

つらい、寂しい、悲しい。そう本音を言い合える友が一人でもいたら、あなたは幸せになる条件を全て手にしている。その友こそ人生最高の財産です


【安藤百福】
・日清食品創業者。チキンラーメン、カップヌードルを開発した。
・チキンラーメン開発時は48歳。チキンラーメンのヒットで日清食品は創業5年で売上43億円の企業に成長

「ドン底に落ちたとき『これより下はない』と思い定めると覚悟が出来て楽になる。そして不思議と力が湧いてくる」

「何をやれば世の中を明るくできるだろうか」

チキンラーメン開発の五原則
1、おいしくて飽きがこない味にする
2、保存できるラーメンにする
3、便利であること。簡単に調理できるようにする
4、安価であること
5、安全で衛生的なものにする

「転んでもただでは起きるな。そこらへんの土でも掴んでこい」
「私は一度、飢えた豚になった。そこから這い上がってきたとき『食』を掴んでいた」

「発明はひらめきから。ひらめきは執念から。執念なきものに発明はない」

「インスタント食品はお客様が食べるときは即席だが、私たちが作るときは即席ではない」

「人生の5年間だけでいい。本当に密度の高いことをやれば必ずものになる」

「人からみれば遅すぎる再出発であったかもしれない。しかし、私は遅すぎたとは思っていない。日清食品創業は48歳だったが、もし60歳だったとしても新たな出発はできただろう」

『青春とは人生のある時期をいうのではなく心の持ち方である』(詩人サミュエル・ウルマン)

「何か世の中を明るくする仕事はないか?」

「何をしたら、人を元気づけられるのか?」

「人類は麺類」

【伊勢神宮】

神様をねぎらう、和ませることが、本当の「願う」

相手の幸せを願える人こそいつまでも栄え続ける

今のあなたのままで大丈夫。ありのままから始めよう。そしてありのままの自分に一滴一滴、喜びを満たしてあげよう。するといつの日か、誰かの幸せを願っている自分に気づくことでしょう

【栗城史多】
・冒険家。6大陸最高峰を単独登頂。ヒマラヤ8000メートル峰3座の単独・無酸素登頂。
・2012年秋季エベレストにて両手両足鼻が重度の凍傷になり、両手9本の指を失う。

登山を始めて2年の22歳の時にマッキンリー登頂。
周囲からの猛反対を押し切り、アメリカへの出発の日、お父さんから電話が。
「おまえを信じているからな」

「自分の全力を出さないで登頂したとしてもそれは単なる記録。私には価値を感じられません。大切なのは登頂までの過程でいかに自分の100%を超えた、110%、120%の未知の領域に辿り着けるかということです」

成功が目的ではない。自分を超えることが目的

「この苦しみにありがとう」

自分の心臓の鼓動を感じてみてください。
あなたが生きているんじゃない。
あなたがその鼓動に生かされています。
余計な考えを手放して、その命に身を委ねちゃえばいい。
あなたの命こそあなたの最強の援軍です。
受けいれるとは、小さな自我を大きな命に委ねることです

【野村望東尼】
・幕末の女流歌人・勤王家。
・子供を4人を出産するも4人とも産後すぐに亡くなる。夫の死後、出家。
・勤皇の士を匿ったり、密会場所を提供するなど勤王活動家としても活躍。

「避けることのできない苦しみを避けようと思わないこと。満たされることのない欲望を満たそうと思わないこと。四苦八苦をそのまま受けいれる覚悟が大事」(曹洞宗開祖・道元)

「生きていることを自覚するのは心なり。認識するのも心なり。住みなすのも、我が心なりけり」(道元)

「心とは山河大地なり」(道元)

「楽しいと思うことをしないで終わってしまうほど愚かなことはない」(二川相近)

そのままを受けいれる覚悟。でも、状況が心を決めるのではない。心は私が決めるのだ

【高杉晋作】

「おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものは心なりけり」

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著者の本は初めてだったが文体も非常に読みやすく、
また気持ちが高ぶる書かれ方をしており、
読後、いろんなスイッチが入ることを実感できる。





<ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う(木村秋則「奇跡のリンゴ」)>

1ページ目に書かれていたこの言葉にいきなりガツンとやられた。

人は迷っている時、先人の言葉に救われることがある。
自分も今後の仕事の方向性について悩んでいたこともあり、
本書を手に取った。

カーネル・サンダース、出光佐三、安藤百福などの
成功者の足跡を辿りながら、
その言葉や行動を紹介している。

そのいずれにも共通しているのが「人のために」という姿勢。
やっぱり全ての原動力はそこなんだなと改めて思い知った。

そして、僕自身も「人のために仕事をしよう」とシンプルな解を
得ることが出来、迷いが吹っ切れた気がする。

また、あとがきを読んで驚いたのが、
著者が本書を書いた理由は「担当編集者のため」。
著者にそこまで思わせてしまう編集者の姿勢も、
同業としてとても刺激になった。

特に印象に残った言葉、ポイントをご紹介したい。
*「   」の言葉でただし書きがないものは該当著名人の言葉。

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ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う(木村秋則「奇跡のリンゴ」)

【カーネル・サンダース】
・65歳、無一文からチキンのレシピを売り歩くも1009回も断られる。
・でもついに1010回目に望みの答えを得られ、それをきっかけにケンタッキーフライドチキンを世界的企業に育てる

「神よ。どうか私のフランチャイズのアイデアを成功へと導いてください。そうしたら、あなたの取り分を渡します」

「自分に特別な才能があったとは思えない」

「成功できた最大の要因は一生懸命働いたことだ」

「ただ二つのルールを守ってきただけ。
できることはすべてやれ。
やるなら最善を尽くせ。
これが何かを達成するための夕いつの流儀」

【出光佐三】
・出光興産創業者。小説「海賊と呼ばれた男」のモデル。

第二次世界大戦で全事業が消滅したにもかかわらず
「ひとりもクビにしない。全員引き取る。三度の飯が喰えないなら二度に減らしても人員整理はしない」
そして社員たちにこう伝える
「私はこの際、諸君に三つのことを申し上げます。
一、愚痴をやめよ
二、世界無比の日本の三千年の歴史を見直せ
三、そして今から建設にとりかかれ」

人は人のために生きると決断したとき人を超えるのです。
決断とは文字通り、決めて退路を断つことです

「人を愛せよ」

アメリカへ石油販売に行く社員に
「君たちは米国に油を売りに行くのではない。日本人の姿というものを、米国人に示してもらいたい。お互いに譲り合い、助け合い、仲良く一致団結して働く日本人の姿を米国人に見せてくるんだよ」

【マイケル・ジャクソン】
マイケルは個人名義で世界一チャリティ事業に寄付した人物としてギネスブックに載っている。その金額は500億円と言われている

「最高の仕事をするのが好き」

「みんな自分の能力を疑いすぎるんだ。自分で自分を疑っていては、ベストを尽くすことなどできやしない。自分が信じなかったら、一体誰が自分を信じてくれる?」

「一生懸命やったらうなくいかないことなんてないって、実はみんなわかっているんだ」

「もし、君が世界をもっと素晴らしいものにしたいと考えているなら鏡の前に立ってみたらいい。鏡には誰が映っている? 鏡に映るその自分から変えていけばいい。隣の芝生を眺めていちゃ駄目だ。鏡の中に映るその自分からはじめるんだ」

「一番大切なのは、自分に、そして愛している人たちに対して正直であること。あとは一生懸命働くこと。明日はないつもりで働くんだ。明日はないつもりで練習を積むんだ。僕は死ぬまで努力したい」

「みんなを行ったことのない未知の領域に連れて行こう」

【長嶋茂雄】
「いつか自分も野球で日本中を元気にしたい」(中2のとき)

大学本塁打記録に王手をかけながら足踏みが続いたときに牧師さんに言われた言葉。
「記録なんてどうだっていいじゃないか」

巨人に入団して新人の頃、監督室を尋ねて言った言葉。
「監督、練習が少ない気がします」

天覧試合前、スランプのドン底にいたとき、ありったけのスポーツ紙を買ってきて、一面を広げ、自分で見出しを書き込んだ。
「長嶋サヨナラ本塁打」
「天覧試合でサヨナラ打」
「長嶋の一発に尽きる。歴史に残る一発だ」と監督談話までマジックで書き上げた。
現実は――――見事、天覧試合でサヨナラ本塁打を放ち、現在も語り継がれる歴史的な一発となった。

「我々はグラウンドで最高の演技を見せる義務があるんだ」
・ギリギリでもないのに凄まじいスライディングでホームインしてファンを喜ばせた
・大リーガー用の大きなヘルメットをかぶり、空振りするとヘルメットが飛ぶようにしてファンを喜ばせた
・歌舞伎の団十郎が花道で見得を切るときの所作を取り入れて、送球後に手をひらひらさせてファンを喜ばせた
・お寿司屋さんでの食事中にも突然「バットを振りたい」と頼み、二階の座敷で素振りを続けるなど努力を怠らなかった

感染するのは風邪だけじゃない。情熱だって感染する

ドラフト会議の前でもくじ引きの練習をした。見事、松井秀喜選手を引き当てた

「俺みたいな野球の虫はいない」


<その2へ続く>

【手強い思考をシャットアウトする】
1後悔
・後悔の念が出てきたら、他の思考同様「後で考えよう」と対応する
・後悔について紙に書き出し、どう自分の考えが堂々巡りになっているか分析する
・「◯◯すればよかったのに」→「◯◯しなかったから悪かったのに」という具合に「後悔」→「反省」に変える
2心配
・忘れようとするより、後回しにする
・「◯◯になったらどうしよう」→「その時になったら考えよう」と心配を忘れるのでなく、考える時期の変更を脳に促す
・どうしても決着が付けられない時は「なるようになる」と思う
3怒り
・怒りのエネルギーは冷静な思考を妨げる
・怒りのエネルギーは運動エネルギーのように消費して解消する(走る、叫ぶなど)
・次に原因の発見、解消をはかる
・怒りは欲の4要素(欲、執着、比較、不満)により発生、継続
・愛の4要素(愛、笑い、大肯定、感謝)をヒントにする
・どう考えれば手早く許せるのかを自分のために工夫する
・相手への復讐などを瞑想中に決して考えない
4嫉妬
・他人が羨ましいと思ったら「それほど羨ましいならあの人と肉体も時間も家庭も仕事も全部、人生丸ごと取り替えますか?」と自分自身に聞いてみる
・するとたいていは「今のままのほうがいい」と強欲がおさまる
・人間は基本的に自分が一番好きなもの

【自分の欲を観察する】
◯肉体的な欲
1食欲
2睡眠欲
3性欲
4呼吸欲
5排泄欲
6保全欲

◯精神的な欲
・名誉欲、金銭欲、認められたい欲など100種類以上
・欲の発信元は頭
・頭は精神的な欲が出てくると、その実現に向けて対策を考える
・すぐには叶わない事柄なら、頭は抑圧我慢方式を取りながら目標達成努力などの対応を続ける

◯精神的な欲の問題解決
1、欲の発信元を確認(自分であることを確認)
2、抑圧我慢方式以外の対応方法(消去・撤廃方式)が取る
3,愛の方向に進む(愛、笑い、大肯定、感謝)
4,欲を考えたのは頭だと思い出す→瞑想が役に立つ
5,自ら満足サインを創出する→自分の思考を愛の4要素(愛、笑い、大肯定、感謝)を基盤にする

【日常の観照のエクササイズ】
1,悪い気分はラッキーだと思う練習
2,批判の心をチェックする練習
・これは批判だと自分の思考を観察できたら一回カウントする
3,人生を素晴らしくする練習と準備
・悪い感情に気付いたら「人生は素晴らしい」と言ってみる
・検討不足であることの責任を頭に問わない。不問にする

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自分の心を観察することを意識するだけでも全然違う。

「興味はあるけど具体的に何をしたらいいのかわからない
「本当に効果があるの?」
という人にはお薦めの入門書だ。