「マッキンゼーで14年間活躍した著者が明かす
仕事のスピードを極限まで上げる哲学とノウハウ」
仕事のスピードを極限まで上げる哲学とノウハウ」
帯のコピーがこの本の全てを言い表している。
『ゼロ秒思考』(ダイヤモンド社)を読んで以来、
A4のメモ書きはマネさせて頂いているので、
著者の仕事術には非常に興味があった。
A4のメモ書きはマネさせて頂いているので、
著者の仕事術には非常に興味があった。
「さぞや凄いんだろうな」と予想はしていたが……甘かった。
凄いなどというものじゃなかった。
モノ凄―――――――――かったのだ。
自分も、編集者として年間30冊程の書籍を担当し、
そのうち数冊は自分でも執筆しているので仕事は速い方だとよく言われる。
そのうち数冊は自分でも執筆しているので仕事は速い方だとよく言われる。
だが、赤羽さんの前で、「僕は仕事が速い方なんです」なんて口にする勇気はないだろう。
東大工学部→小松製作所→スタンフォード大学大学院→マッキンゼー→
マッキンゼーソウルオフィス立ち上げ→ブレークスルーパートナーズ共同創業
マッキンゼーソウルオフィス立ち上げ→ブレークスルーパートナーズ共同創業
…立派な経歴の方の著書には、つい上から目線で書かれているものが多い。
だが、本作についてはそういう鼻につく感じは皆無だ。
「工夫を重ね、スピードを上げ続けることは非常に楽しく有意義なことだ。
一人でも多くの方にその喜びを体感していただきたい」
だが、本作についてはそういう鼻につく感じは皆無だ。
「工夫を重ね、スピードを上げ続けることは非常に楽しく有意義なことだ。
一人でも多くの方にその喜びを体感していただきたい」
という著者の姿勢が全体に流れていて、すんなりと受けいれられる。
まるで講演を聞いているかのような淡々とした語り口も読みやすく、非常に心地よい。
タイトルの「速さは全てを解決する」の「何を解決するか?」についても明確だ。
・速さが上がれば、やるべきことにすぐ着手できる
・速さが上がれば、頭がよりよく動く
・速さが上がれば、PDCAを何度も回すことができる
・速さが上がれば、やる気が出てくる
・速さが上がれば、実力を出せる
一方で「著者のようにできるのか?」という不安や疑問も湧いてこないわけではない。
ただ、そんなチキンな気持ちが湧いてきたら、
ただ、そんなチキンな気持ちが湧いてきたら、
「工夫し続けている限り、必ず成長する」
著者のこの言葉を信じてまずは取り組んでみることだろう。
シェアしたい言葉、ポイントはこちら。
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全体像が見えれば、どの部分が大事で、どの部分はそれほどでもないかがわかる。
口頭での確認は危険だ。記憶は曖昧で、必ず自分の都合のよいように
記憶がずれていってしまうからだ。
記憶がずれていってしまうからだ。
丁寧にやり過ぎてはいけない。
丁寧なことはもちろんいいが、「やり過ぎない」という点が重要だ。
丁寧なことはもちろんいいが、「やり過ぎない」という点が重要だ。
その仕事が成功した、うまくいったという状況を想像し、
「仕事の成功のイメージ」を明確に持つことだ。
「仕事の成功のイメージ」を明確に持つことだ。
いろいろな部分に好循環をつくることだ。好循環というのは、
仕事を進めるうえでよいほうに勝手に物事が進むような状況のこと、
多くの人が次々に協力してくれるようになることだ。
仕事を進めるうえでよいほうに勝手に物事が進むような状況のこと、
多くの人が次々に協力してくれるようになることだ。
仕事を速くするためにはどうやったらいいか、先輩のやり方を見たり聞いたりは
普通にするだろう。しかし、身の回りで一番仕事が速そうな二人にやり方を聞き、
一番遅そうな二人にやり方を聞いて、二組に一致するところ、
一致しないところを整理し、自分のやり方を工夫する、
というところまでやる人はまずいないと思う。
普通にするだろう。しかし、身の回りで一番仕事が速そうな二人にやり方を聞き、
一番遅そうな二人にやり方を聞いて、二組に一致するところ、
一致しないところを整理し、自分のやり方を工夫する、
というところまでやる人はまずいないと思う。
この努力は精神的に非常によい。
自分が明らかに人と違う次元の努力をしていることが励みになるからだ。
自分が明らかに人と違う次元の努力をしていることが励みになるからだ。
できることは全部前倒しすることだ。(中略)心に余裕があるので頭もよく働く。
いつもぎりぎり一杯で仕事をしている人は、前倒しなど思いもよらないだろう。
しかし「ぎりぎり」だと、目先のことにあくせくし、先手を打つこともできず、
想定がはずれたときに挽回のチャンスもなく、好循環など起こりようもない。
<その2>へ続きます。
いつもぎりぎり一杯で仕事をしている人は、前倒しなど思いもよらないだろう。
しかし「ぎりぎり」だと、目先のことにあくせくし、先手を打つこともできず、
想定がはずれたときに挽回のチャンスもなく、好循環など起こりようもない。
<その2>へ続きます。