1264話 さぁアゲアゲで行きましょう!これがナンシー、アールヌーボーの歴史建造物指定だ!
2014年3月24日(月) フランス・パリ漂流1345日目
今日のパリの一枚
パレロワイヤル広場で毎年開かれているガンボランティア基金活動。
これを見るといつも春が来たんだなぁーーと思います。
★☆ BOSSの天気予報 ☆★
パリは曇りで少し寒くなりました。 最高気温12℃ 最低3℃
今週は天気が崩れ気温も最低3℃まで下がる予報です。
パリからみなさんこんにちは!
JuliettaのFacebookが完成しました
CHANELをはじめ、毎日、パリから届いた限定商品をいち早く紹介していきます。
誰でも閲覧できますので時々のぞいてみてね!
さて
エファと七海のパリ的生活
1泊のプチ旅行 第16回 ついに最終回前夜
さて
成るねーさまに朝からテンションが下がる!
とかなりキッついお叱りを受けましたが
ホンマにナンシーの食べ物はひどいんです! エファ
まるで食あたりしたかのような元気がないエファ。とにかくナンシーに来た方は
ケバブ、ピザ、SUBWAY(サブウェイ)がお勧めです。エファ
そやそや!書いた俺がわりぃーわけでもないでぇー
でも今日はアゲアゲで!
食事を済ませた二人の午後はナンシーのアールヌーボー作品巡りです。
アールヌーボー発祥の地ナンシーには目玉が二つあります。
まず向かった先はこのマジョレル邸
マジョレル低をご存じない方が多いでしょうけど
芸術家による芸術家のための家
とまで世界中の建築関係者、芸術関係者には高く評されている家なのです。
玄関の扉からすべてアールヌーボ。アンリ・ソヴァージュ(Henri Sauvage)作
七海の左隣の緑の雨樋までが全てアールヌーボー。徹底的にデザインされています。
ナンシー派アール・ヌーヴォー芸術家による集大成の邸宅で
2011年
フランス国家歴史的建造物に指定
扉から違和感なく続くアールヌーボーの世界が始まります。
今建てたら何億かかるかわからないと言われている家
何がすごいかって?
全てです。というエファ
階段の手すりまで全てアールヌーボー。窓のステンドグラスはジャック・グリュベール作。
当時No.1だったステンドグラス芸術家がジャック・グリュベール。
家の中の全ての物が全てアールヌーボーで統一されているのです。
しかも当時のナンシー派の芸術家達が作り上げた家なのです。
ま、簡単に言えば
手すりから雨樋、ランプ、窓枠、全てが芸術品って事。
はぁーーー とため息が出るほど。
ちなみに見学は予約制。
マジョレル邸のモノを紹介するとキリがないので
二番目の目玉へ行きましょう。
こちらはナンシー派美術館。こじんまりした美術館ですが・・・
ここはエミール・ガレを中心にナンシー派と言われるガラス工芸職人とナンシー市が協力し
40年もの歳月をかけ作り上げた美術館。
ダイニングルームは全てEugène Vallin によるデザイン
しかもっ!
ミュゼ・ド・フランスの中で
アール・ヌーヴォーのために捧げられた唯一の美術館
エミール・ガレ作の小箱 ガレはクリスタルのみではなく家具や小物まで手がけています。
簡単に言えばアールヌーボー美術館として認められているのは世界でここだけってこと。
アールヌーボーの建築、工芸を学ぶ人にとって最高峰の
美術館なのだ。
さりげなく飾ってありますが・・・ガレの作品 なんぼするんやろ?
だからこそ
そう!
あのガレの最高傑作
ひとよ茸 lampe Les Coprins を所蔵。
世界でも3つしか残存しない貴重なランプで
今では価格5億とまで言われています。
要所要所の窓枠にはめ込まれたステンドグラスは全てジャック・グリュベールの作品
一つはここフランス ナンシーのナンシー派美術館が所蔵。
もう一つはなんと、日本の長野県
諏訪湖にある北澤美術館が所蔵。
もう一つは・・・
こちらはガレのコロシント瓜のランプ。 ホンモンです。ほ・・・ほしぃぃーーーー!!!
ちなみに
BOSSのとーちゃんは、ガレのひとよ茸に魅せられ
ある日、家に買ってきました。
BOSS高校2年の秋の話です。
見たときは一瞬
え??マジかいな!?? と腰抜かしましたが…
立派なパチもん(笑)
でわ明日(笑) 最終回です。お楽しみに!
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