第602話 これがパリの最悪のスリの手口だ！BOSSの身に不幸な出来事が！！
2011年11月16日(水） フランス・パリ漂流５２２日目
★今日のパリの一枚
冬のパリの風物詩。シャンゼリゼ通りのクリスマスマーケット
Paris Village de Noel（パリ・ヴィラージュ・ドゥ・ノエル）の広告。
今年は11月18日から開催デス
みなさんこんにちは！
パリはいきなり冬到来！
昨日までは気温１５～１６度と半袖でもＯＫ！
が今日は気温９度まで降下
北風も吹いて耳が痛い
しかも、この寒い日に、パリに来て初めて
スリに直接ご対面
前に紹介したパリの無料（３０分以内）レンタル自転車。
無残にも捨てられていました。誰かのをパクって乗り捨て。
メトロでスリに囲まれた事もあるけど
メトロのスリは小学、中学生ぐらいの女の子が３～４人で
囲んできます。
で、ムッシュ～何時？とか何処から来たの？などニコニコ
しながら会話をしてくる。
幼いし可愛い
からうかつに話していると
他の子がかばんやジャケットのポッケから貴重品を失敬する手口
冬のパリっぽいでしょー
地下鉄の出口から地上を見たらこんな感じ
パリ在住の人はスリ集団の彼女達をよく見かけるので
『あはは、また居る居る(笑）』と他の車輌に移っちゃう。
（囲まれてガキの相手するのが面倒
）
よく見ていると日本の女の子が必死に紙袋を押さえて
彼女達と会話してるけど
もし若い子に囲まれたら
相手して荷物を守るのが面倒でしょ？
ああいう時は「うるさい、向こう行け！」とさっさと他の場所に移動する事をオススメします。
今日のオペラ座。ＢＯＳＳは美人しか撮りません！
さて、今日のBOSSは
最悪の手口のスリにご対面
まぁエッフェル塔の前で撮影してたのがバリバリ観光客に見えたのか？
おじさんとおばさんの二人組みから
ちょー下手くそな英語で
Your back is dirty!
は？よく聞き取れん･･･鞄（バッグ）が何か？？
お前の後ろが汚れてるよと言いたかったらしい(笑）
ここがスリの現場です。くそぉぉーーむかつく！
朝早く人通りもまばら。。。
Tu peux parler Francais ?（フランス語でいいよ）と言い返すと
肩を叩かれ、やっとまともなフランス語で
ムッシューのジャケットの後ろ汚れてるよ と。
え？俺？と思いきや
七海に目をやると 七海のコートの後ろに
白いドロドロの液体がべちゃーーーっと付いている！
うわっ！な・・・七海っ！ハトのフン？後ろスゲー汚れてるよ！
えー？私？BOSSのジャケットも！
これは本当のハトのフン被害者。店のテントもこの通り。ギャルソンが必至に洗ってます。
しかしよーく見るとLV？ルイヴィトン？
ちがいます Les Valseusesというレストラン。ロゴ・・・よく訴訟されないなー
早く拭いたほうが良いわよ とマダムがティッシュをくれた。
おじさんも寄ってきて一緒に拭いてくれる。
白いドロドロが大量･･･これはハトのわけないか。
正直この時、七海には悪いが
精子に見えた(爆）
笑いごとじゃねーか。。。
俺も被害者だし
七海もBOSSもあわててふきふき
あれ？？この白いドロドロ･･･リンスの匂いしねぇ？
ん？？でも、こんな事ありえるか？
こちら本家のルイヴィトン。パリ本店シャンゼリゼ通りのクリスマスウインドウ
おかしいなーと思ったけど、一応 メルシーと言って別れ
あわててオフィスに戻りルーカスに言ったら
あはは、スリですよ。
BOSS、ジャケットのポケット大丈夫？
僕は金持ち
なので、札は束ねて
デニムの前ポッケにしか入れない。
だからいつもコート、ジャケットのポッケは空っぽ
あはは、じゃぁ彼らは無駄骨だったんですね。
くそぉーー今度ポッケに C'est dommage !（セ・ドマージュ）
残念でした！ ルパン三世 って紙入れとこ！ 
夜６時過ぎのシャンゼリゼ。薄明かりと街灯。木々の間に凱旋門が見えます。
あ、今日はこのネタで終わっちゃった(笑）
観光に来られる方
ガムとか白いリンスとかありえない！モノが付いて
「汚れてますよ」と声をかけてきたら
まず変だな？と思って、財布や貴重品を握りしめて
Est-ce que tu es Pick Pocket ?（オマエはスリかよ？！）と言ってやりましょう！
※本当に言っちゃダメよー大喧嘩になるから(笑）心の中で言ってください。
でわ、観光客の皆さん、幸運を祈る！
BOSS－－、ご愁傷様です！でもポッケの札束で今度ワインおごって下さーい に1クリック♪
