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カン・ドンウォン主演映画「設計者」のレビューをお借りしました…

 

【レビュー】輝くほど増す影···「設計者」
チョ·ミョンヒョン記者midol13@chosun.com
記事入力 2024.05.25.00:01


▲ 映画「設計者」スチールカット / 写真:映画社家、NEW

黒と白は明確なコントラストで善と悪を指す言葉としても使われる。しかし、映画「設計者」の中でそのコントラストは曖昧だ。 光を屈折して色を現すプリズムのように、一人の人物は黒でも白でも描写される。

そのため「設計者」の中で最も中心にあるのは「視線」だ。 事件は見つめる視線によって事故に見えることも、殺人に見えることもありうる。 人物もそうだ。 見る視線によって黒でも白でも映る。 映画「設計者」は頼もしい俳優たちを前面に掲げて、観客の信頼を乱す。 俳優たちの演技がよりしっかりと組まれているほど、彼らを眺める視線はさらに混乱する。





複雑な龍山電子商店街に位置する三光保安は、実は保安業者ではない。 依頼を受けて、その人を事故死に偽装させる仕事をする。 事故死に偽装するためには緻密な計算が必要だ。 ヨンイル(カン·ドンウォン)をリーダーとしてジャッキー(イ·ミスク)、ウォルチョン(イ·ヒョンウク)、チョムマン(タン·ジュンサン)が三光保安に集まった。 彼らは依頼を受けた人をどのような事故で殺害するか謀議し、各自の役割を分担して緻密に準備する。 時には太陽の角度まで事故に計算されているので、タイミングは彼らにとって何よりも重要だ。 検察総長として取り上げられているキム·ホンパの娘が、三光保安に父親を殺してほしいと依頼した。三光保安は父親の補佐官として毎日付いている娘の依頼を受け、作業を始める。

巨大な事件が起きれば、それにともなう「陰謀論」も目を覚ます。 「論争」に過ぎないような問題は時には真実だが、埋もれたり、嘘でもそびえ立つこともある。 結局、数多くの状況、事件、そしてこれを報道した記事などを通じて真実を選択することは個人の役割になったようだ。 「設計者」はその点を掘り下げる。 ウェブ上で唯一の言語である0と1は、すべての話を展開する。 「設計者」の中ではヨンイルの視線で眺める。 これを通じてチーム員たちが話す言葉、警察、依頼人などが話す言葉、さらには自分自身が話す言葉まで疑うことになる。




犯罪ドラマというジャンルの中に普通巨大な悪が登場し、主人公が立ち向かう叙事詩を盛り込んできた。 だが、「設計者」は巨大な悪の存在を空中に浮かべておいて、ずっと疑い続けながらサスペンスを加える。 銃や刀、拳ではなくクレーンにぶら下がった巨大なガラス、工事現場のレンガ、降る雨、飛び散るフラッシュなどが全て緊張感を加える要素だ。「これかな?」「あれかな?」と、引き続き真意に疑問符を加える俳優たちの細密な演技は、作品を見る緊張感を加える。

独特な映画的経験で武装した映画だ。 ここに数多くの韓国映画の中の錯視シーンを作ってきたカン·ドンウォンの顔に数多くの感情が交差して見る楽しさを加える。イ·ミスクを筆頭に、女装だけでなく最後までトーンを逃さないイ·ヒョンウク、心強い末っ子としての存在感を見せてくれたタン·ジュンサン、疑うようになるキム·ホンパ、チョン·ウンチェ、そしてイ·ムセンまで。 「設計者」にとって最大の美徳と言わざるを得ない。俳優たちに向けた強い信頼だけあって、混乱が加重される妙な余韻が残る。

 

“独特な映画的経験で武装した映画だ”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“数多くの韓国映画の中の錯視シーンを作ってきたカン·ドンウォンの顔に数多くの感情が交差して見る楽しさを加える”

 

 

 

 

 

一段と進化した演技を披露してくれる「設計者」のドン君ですね…