この度わたくし かんぽの宿 料理コンテスト第7回グルメアワードの料理審査員なんて大役をいただくことになりまして、昨日は会場となった伊豆高原に行ってきました。

8年ぶりの伊豆高原。あづきが生まれる前に夫婦で旅行した地でした。きれいな景色も桜も横殴りの雨で見ることはできませんでした(/_;)

晴れてたら絶景がみれたんだろうな~。

 

今回は中部第1ブロック(浜名湖三ヶ日・箱根・熱海・伊豆高原・焼津・知多美浜)の6店舗が出場します。ここで選ばれし1店舗のみが全国大会の出場権を得ることができます。

今回の審査員ではあの有名なTammy(たみー)さんとご一緒すること出来、とても気さくな方で色々お話をさせていただきました。楽しかった~

 

さて料理の方ですが、今回のテーマは「思わず写真に撮りたくなる料理」です。

彩や盛り付け、味、食材、演出など総合的に評価されます。



かんぽの宿 浜名湖三ヶ日
「金目鯛ののろし焼き 秋彩添え」

配膳されてからお客様の前で茶葉を燻して香りを演出する手法。お茶のいい香りが部屋中に回ります。

癒し効果もありますね~。



フィルムで包まれたワクワク感。折り紙の兜は前日にふと思いついたとのことです。



開いてみると金目鯛がどーん。
今度はみかんの香りがします。ミカンジュースから作られたソースをつけていただきます。

身がふっくらした金目鯛にはミカンの皮をあしらっているので茶葉の香りとミカンの香りで二度香りを楽しむことができました。

次は


かんぽの宿 箱根

「ローストビーフふき寄せもり」


秋の演出がなされたきれいな一皿
上質なローストビーフとむかごや栗等が盛り付けてあります。メインのお肉はしっとりとして肉の味がしっかりした感じ。特製のタレをかけていただきます。秋の紅葉を思わせる彩にうっとりしますね~


ちょっとしたものだけど白和えがいい仕事してます。赤こんにゃくなど食感が楽しかったです。

メインではないところにもしっかり手を加える。素晴らしい料理でした。


かんぽの宿 熱海
「カニと海老の揚げ上げワンプレート」

ソフトシェル(脱皮カニ)と海老を丸々揚げた豪華な一皿。篭の演出が可愛い。
横を向いた篭にもカニ。
こうちゃんレシピでもお馴染みのしば漬けタルタルがついてきます。
濃厚でパリッと揚がったカニは絶品。思わずアゲアゲな気分になってしまうのは言うまでもありません(笑)



続いては今回の会場となった

かんぽの宿 伊豆高原

「実りの秋」

立体感のある盛り付けで見た目も綺麗。しばし見つめていたい一皿です。
料理の説明で極力素材の味を大切にしてるとおっしゃっていた通り、極力控えられた味付けで逆に美味しく感じました。

いがぐりもこってるなぁ~。
絹巻きも薄味で(甘酢漬けではない)繊細な盛り付けと味を感じました。


かんぽの宿 焼津
「海の幸 山の幸 秋彩の前菜」
これまた美しい一皿深まった秋が感じられます。地元食材を駆使して作った手の込んだ料理が並びます

ひときわ感心させられたのがこのウサギの形をした料理。耳はえびのしっぽを使ってて中には海老が入ってます。箸でやっと持ち上がるくらいのプルプルしたものは何とホワイトソース。恐れ入りました。


最後を飾るのは 

かんぽの宿 知多美浜
「鰻の手まり蒸し」

せいろ蒸しはよく聞きますが・・・。
器から蒸気が立ってます?中身が見えないわくわく感。こういうのは蓋を開ける楽しみがありますね。


蓋を開けると

おおー!!熱々の蒸気がふわっと でていい香りが立ち込めます。

この料理は自分で食べるときに器に水をいれると蒸される仕組みの様です。
こういう楽しむ料理って演出にもなっていいですよね~。

ふっくら蒸された手まり鮨。片方には蓮根が忍ばせてあって食感が楽しかったです。

 

 

さてこれで6品が出そろいました。

 

ん~~~(*´з`)えらべな~い(笑) いや、選ぶためにあんた呼ばれたんだろ~!!と自分に言い聞かせ(笑)採点をさせていただきました。

5名の審査員の方々で全国大会出場店舗を決定します。

 

 

発表です。。。。。だかだかだかだかだかだか(ドラムロール風)

だ~ん!!

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かんぽの宿 伊豆高原

 

おめでとうございま~す!!みなさんの思わず写真に撮りたくなる料理はどれでしたか?

どれをとっても素晴らしい料理でした。かんぽの宿全体の料理レベルの高さがうかがえますね。

さてまだまだグルメアワードは続きます。

今日はまた違う会場にむけて移動しますよ~。


各宿が創作したお料理は
かんぽの宿「秋のプラン」の中の一品として
それぞれの宿で提供されます。