俺の作る筑前煮はごま油を効かせてつくります。なぜかって板前だった頃に作ってたものがすごくごま油が効いていて美味しかったからです。まぁ板前さんがつくるんだから美味しいに決まってるんですけどね。
筑前煮って根菜が豊富に入っていて純和風でおなじみの料理ですけど、改めて美味しいなぁって思うようになりました。出来立ても美味しいし、次の日でも美味しい。そんな和食です。


ゴマ油香る筑前煮
材料(3~4人分)
鶏モモ肉 150g(一口大にカット)
里芋 4~5個(皮を剥いて半分に切る)
レンコン 100g程度(乱切り)
ごぼう 1/2本(乱切り)
人参 1/2本(乱切り)
干ししいたけ 4枚(水で戻して半分に半分に削ぎ切り)
水煮たけのこ 100g程度(乱切り)
こんにゃく 1/2枚(手でちぎる)
ごま油 大さじ2
絹さや 5枚程度(筋を取って茹でる)
(合わせ調味料)
出汁 1カップ
醤油 大さじ4
砂糖 大さじ3
酒  大さじ3

作り方
鍋にごま油を熱して油をなじませます。そこに鶏肉を入れて炒め、表面の色が変わってきたらきぬさや以外の材料をすべて入れて油を回し炒めるようにします。全体に油が回ったら合わせ調味料を加えて蓋をして中火で野菜に火を通していきます。根菜に火が通ったら蓋を取って強火で煮汁を詰めて行き、煮汁がなくなってきたら出来上がり。お皿に盛って絹さやをあしらってどうぞ~~~~!
ポイント
鍋はしっかり熱して油をなじませると最初の鶏肉をいためるときに鍋につきません。煮汁が残っていると薄い感じに仕上がってしまいますので仕上げは強火で煮汁をしっかり詰めていく事。根菜の煮崩れを起こすのであまり長い時間に煮すぎないように注意。