わたしのサバイブ道 | そんなあなたが好きなんです! 数秘術・REVEAL

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LA在住、マッサージ師。
私の感性と視点で日々を綴ります。

輪廻転生というものがあるとして、

前世からのカルマを解消せねばならないというのならば、

あらためてそれに取り組む環境を選んできているのだろうし、

カルマに取り組むことは、

円環ではなく、螺旋での上昇。

やった分だけあがる。

やらなければ、あがれない。

 

以前、お寺のご住職とお話した時の学びから。

 

胸の前で手を合わせる作法もいく通りかあるそうで、

そのうちの一つは、両の掌の間に少し空間を作って、蓮のつぼみのようにふっくらとさせる形。

一般的には、花が咲き受粉し種子となるのだけれど、

蓮の花は、開いたときにはもう種子が一緒に存在するらしい。

そこからつまり、

問題というものが起こるのと同時に、答えもすでに出ている。

という教えがあるそうです。

 

それではなぜ、人は問題の解決策が見つからないと悩むのか。

 

その答えが、

自分が一番見たくないものだから

自分に一番都合が悪く

知っているけれど向き合いたくないもので、

向き合うと痛みや困難が伴うと知っているから。

 

だから、

 

答えがない、と騒ぐ。

 

答えがない方が、都合がいい。

 

見たくない、認めたくないからね。

 

自分でしか見つけられないんですよ、答えって。

 

食べ物の好き嫌いが、自分の舌や好みの感覚でしか決められないのと同じです。

なにが自分にとって都合の悪いことなのか。

それは自分で自分にとことん聞いていくしかないことなのです。

 

たくさんの占術があり、

たくさんの信仰があり、

たくさんのセラピストやカウンセラー、メンターと呼ばれる人達がいます。

 

そういうものは、

きっかけやヒントとなるけれど、

それを持ち帰った後は、

自分との対話、でしかひらいていかないのです。

 

私は自分が”ねくら”だという自覚があります。

ここぞという時は、自分の中にこもります。

ぐるぐるしながら、

一筋の光のようなヒントを頼りに、

また外の世界に戻っていく、という

自分なりのサバイブ道がなんとなく作られてきたように思います。

 

ヒントなんて、

日常の中にいくらでもあるんです。

日常の中にそれを見つけようとする心、それが足りないだけ。

 

私は、そう信じています。

 



昨年の夏、日本への一時帰国ではたくさんのハスを目にしました。

地元の蓮池。

旅先の大分。

不思議な雰囲気を漂わせる華ですよね。




Kiki