「皆さんは、自分の存在が他の人びとの祝福になる、
他の人の幸せのために、自分という人間が用いられていく、
ということを、考えたことはあるでしょうか。
そういうことは、どこまでされてこられたでしょうか。」
今夏のSunnysideキャンプでメインスピーカーの内田先生が私たちに問いかけられた。
そうか、自分が求めていることはそれか。
と、そう思った。人の歓び、幸せのために、人が神さまからの祝福を感じるために、
自分が神さまに用いられる、そんなに嬉しいことはない。用いられることが喜び。
自分に何ができるか、分からないけど、分かっていることは、それを自分で探す必要は
ないってこと。
日々、神さまの声を聞いて、その声に従っていけば、自然と用いてもらえる。
まあ、問題は、日々神さまの声を聞く努力をしていないことだな^^;。
これを思ったのは8月の中旬くらい。そして、こないだ思い出した。
そういえば、自分は学生の頃から、進路を考えるとき、人に喜んでもらえること
人を幸せにすることをしたい、というのが一番だったな、と思い出した。
おもしろい。そんな若い頃から思ってたこと、忘れてた。そして、あの頃は、自分の頭で
考えて、自分でしらべたり努力したりして、自分に合った、自分にできることを探していた。
高校の時は学校の先生と考えて、「君には向いていない」と担任に言われて諦め、
大学卒業後、保険って人を守る、とか思って大手損保に入社してみたけど違うと思い、
英語を勉強してサービス業にと思い、留学し、エアラインを目指してみた。
受講した外資エアラインワークショップで、「君は接客系の仕事に向いているのはすごく
伝わってくる、でも、エアラインだっていう感じがしない」と言われ、エアラインを目指すことに
疑問を感じ始めた。その時ホテルで働いていて、「サービス接客業」は違う、と思い始めた。
そんな矢先、通っている英会話学校から誘いを受けた。
あの時、道は3つ開いているように見えた。英会話学校からの話を頂いた時、丁度ずっと
やりたいと思っていたコンシェルジュへの引き抜きの話をコンシェルジュリーダーから直々に
頂いた。そして、もう一つはVirgin Air。まあ、それは書類が通って面接に呼ばれただけだけど^^;。
そして、英会話学校のコーディネーターの仕事を、選んだ。
ぶっちゃけ、いただいた仕事には自分の英語力やTeachingの知識も経験も全然追いつかず
かなり肩ひじを張ってつっぱって無理して頑張った。若かったなー、と思う 笑。
失礼なことも色々したし、申し訳ないことも色々したなと思う。若気の至りなところも満載だった。
自分の時間もかなり費やした。サービス残業休日出勤、自ら進んでしていた。
ようやく自分に向いている仕事を見つけられた、と思ったし、すごく楽しかった。
生徒さんたちが楽しく通ってくれること、目標に達して喜んでくれることが嬉しかった。
その仕事のお陰で今の相方に会えた。カナダに引越してきて、英会話学校での経験は
ほんの少し役には立った。仕事が見つかるまでの間、チューターで英文法を教えたり、
何年もかかったけど、就職先のコールセンターで、Training Coordinatorというポストを
勝ち取ることもできた。給料は馬鹿みたいに低かったけど 苦笑。
そしてこれから、どんなふうにこの経験が活かされるのか分からないけど、
自分だけの力や頭で思い悩まなくてもいい、というのは、以前に比べて、ダントツに強い。
自分が思いつくことやしたいと思うことが、神さまの御心なのか、
まだまだ未熟で神さまの声を聞くことが習慣づけられてない私には、容易ではない。
でも、知りたいと思う気持ちがあるから、神さま、どうかこれからの自分の道を
示してください。日々、従います。あなたに用いてもらうために。