2013年に漢検2級に合格して早2年←
早2年…( ̄_ ̄ i)
1年位勉強して準1級と1級受けたいな~って思っていたんですが…早2年…←
いやぁ~時間が経つのは早いもんだ←
と思って勉強再開した矢先、図書館でこんな本を発見(^▽^;)
- お言葉ですが…〈別巻3〉漢字検定のアホらしさ/連合出版
高島俊男 著
- ¥2,376
- Amazon.co.jp
思わず借りちゃいました(^▽^;)
…もう最初の数ページで大爆笑しちゃいましたヽ(;´ω`)ノ
本のタイトルにあるように如何に漢字検定がアホらしいかズバズバと斬りまくりでめっちゃ清々しい(笑)
著者は中国文学者ということで漢字にはものすごく詳しいのだと思いますが…その『漢字にものすごく詳しい人の視点』から見たら、漢検で出題されている問題の、漢字の意味や語感を無視した例文が正気の沙汰とは思えないものであるらしい…(笑)
準1級1級レベルになると『常用漢字の旧字体や表外漢字および常用漢字音訓表以外の読みを使ってはいけない』という縛りがなくなるので、『問題の作り手の教養や常識のなさ…程度の低さが露呈する』‥とか『書いたら正気を疑われる』とか『タチの悪いパズルだ』とか
まぁ、ボロッボロに扱き下ろしている訳で(;´▽`A``
それがそこまで漢字に詳しくない私からすると『ほほぉ~こんな意見もあるのね(°д°;) 』と非常に参考になる訳です。
準1級や1級の問題見て『わかるか!んなもん!!ヽ(`Д´)ノ 』とか思っている私からすると『語感がオカシイ』とかわかるはずもないもので(;´▽`A``
漢検の2級までは実用的であっても、準1級や1級は実用的とは言い難い…とは私も思います。
私が『準1級や1級を取りたい!』と思って勉強しているのも趣味みたいなものですし(笑)難読漢字読めたら嬉しいとかその延長線上にあるので『パズル』というのは納得ですが『タチの悪い』と言いきっているあたり、面白いです(笑)
著者が『漢字検定』についてこれでもか!!と言わんばかりに扱き下ろしているのも『漢字の知識が人一倍あるから』でしょうが…正直、今の世の中は著者が言うところの『教養・常識が無く程度が低い』問題の作り手の様な人が多いと思いますし…
『漢字検定』というものを扱き下ろして、教養・常識の無さや程度の低さを憂えたところで『どうにもならんだろうな~ヽ(;´ω`)ノ 』という気がします…(;´▽`A``
現代日本人が以前に比べて教養・常識・程度が低くなっているのは『漢字検定だけのせい』ではないと思いますので(;´▽`A``
この本…読了はしていませんが…ざっくり目を通した限りでは『漢字検定』についての話題は最初の十数ページだったように思います…
その十数ページで挙げられていた『漢検が如何にアホらしいか』を指摘する問題は、私でも『実用性皆無よね~(;´▽`A`` 』と思っている準1級や1級のものばかりでしたから、まだ実用的な範囲の2級以下を学ぶ分ではまだ漢検を受験することは意味がある・役立つものであるとは思います。個人的には。
実用的な2級までと実用的ではない準1級と1級は『全くの別物』と考えた方がいいとは思いますが『漢字の勉強をしている』ということと『日本語の勉強をしている』ということも『全くの別物』と考えた方がよさそうだな~と思いましたヽ(;´ω`)ノ
漢字は日本語の一部ではありますが、成り立ち等は中国由来だったり、時代と共に意味が変化したものもあったりで何かと複雑みたいですから(笑)『日本語の勉強』とすると色々と不都合が出てくるのも無理ないかな~っと(;^_^A
著者の様に専門で研究をしている人でもなく、ごくごく一般の人はそこまで『漢字』を深く勉強することもないと思いますし(笑)書き手と読み手に温度差が感じられる内容の本だと思いました(;´▽`A``
私は好きですけどね、この本(笑)
お読み頂き有難う御座います( ´艸`)