1986年製作のハード・アクション「地獄のエージェント/緊急指令究極兵器を追え」を鑑賞しました。



テキサスにある化学産業企業の社長タグはアメリカ政府からの依頼を請けアフガニスタンでソ連製毒ガス兵器を盗み出す事に成功する。



タグは毒ガス兵器の解毒剤開発を進めるが石油王のケンダーソンに毒ガスを奪われてしまう。

ケンダーソンはダラスに毒ガスをセットし政府を脅迫する。



レンタルビデオブームの中リリースされた毒ガス兵器をめぐる戦いを描いた日本劇場未公開のハード・アクション映画です。



主人公が政府から依頼を請けた富豪のタグでライバルである石油王のケンダーソンとの毒ガス兵器をめぐる戦いを描いたストーリーは微妙ですが、、



ダラスにある展望塔リユニオンタワーを舞台にした銃撃戦はB級映画とは思えないしっかりとした仕上がりとなっています。



毒ガス兵器を仕掛けられたタワーの鉄骨にしがみつくタグとヘリコプターで急襲するケンダーソンとの銃撃戦から、、



ヘリコプター同士のバトルが展開するスカイ・アクションへ、小型ジェット機も登場しめちゃくちゃ盛り上がります。



「ダークエンジェル」「ストーン・コールド」のポール・バクスレーがスタントコーディネーターを担当し派手な銃撃戦に遊園地のジェットコースターを舞台にした戦いや、、



派手なスタントが見応えのあるカーチェイスと迫力とキレのあるアクションシーンが連続します。



キャストも魅力的で「ドミノ・ターゲット」のエドワード・アルバートがタグに、パートナーとなるFBI捜査官に「ダラス」のオードリー・ランダースが、、



悪役ケンダーソンには「突破口」「ウォーキングトール」の名優ジョー・ドン・ベイカーが扮しています。



監督は本作の後に「死の標的」「ホワイトハウスの陰謀」などプチブレイクするドワイト・H・リトルが手がけています。