1975年製作のアクション・コメディ「ピンク・パンサー2」を鑑賞しました。



中東の国ルガシュに展示されていたダイヤ「ピンクパンサー」が何者かによって盗まれ、ルガシュ政府は「ピンクパンサー」を取り返した過去を持つクルーゾー警部に捜査を依頼する。



クルーゾーは怪盗ファントムと呼ばれるリットン卿の犯行とみて、リットン卿夫人のクロディーヌを追ってスイスへと向かう。



「ピンクの豹」「暗闇でドッキリ」に続くクルーゾー警部を主人公にしたシリーズの3作目でピーター・セラーズ演じるクルーゾーのドタバタを描いたアクション・コメディ映画です。



ヘンリー・マンシーニによる有名なテーマ音楽とピンクパンサーのアニメーションによるオープニングのタイトルバックが素晴らしく、、



くだらない変装に接着剤や掃除機など小道具を使ったクルーゾーのドタバタ捜査劇もバカバカしい展開ですが楽しめます。



クルーゾーの使用人ケイトーとの空手対決や精神的に病んでいくクルーゾーの上司ドレフュス警部などお馴染みの登場人物たちも笑わせてくれます。



ブレーキが効かなくなったクルーゾーの車が2度同じプールにダイブするエピソードがめちゃくちゃ好きです。



オープニングの「ピンクパンサー」強奪シーンがスリリングかつスケール感のある見応えのあるアクションシーンとなっていて、、



リットン卿がルガシュを舞台に犯罪組織と戦うエピソードはしっかりとしたアドベンチャー・アクションに仕上がっています。



クライマックスはクルーゾーとケイトーの空手バトルで日本食レストランを破壊するアクションとなっています。



「戦争と平和」「スパルタカス」の名優ハーバート・ロムが楽しそうにドレフュス警部を演じています。