1990年製作のポリス・アクション「スーパーコップ90」を鑑賞しました。



レインボードライブに住む愛人とデートをしていた刑事のギャラガーは殺人事件の現場を目撃、犯人には逃げられてしまう。被害者は5人だったが警察の発表では4人とされていた。



消えた1体の死体が別の場所で発見された事に疑問を感じたギャラガーは単身捜査を進めるが担当から外されてしまう。事件の影に汚職刑事がいる事を知るが、、



「ダイ・ハード」の原作者ロデリック・ソープの小説をテレビドラマ化したサスペンス・ポリス・アクションで日本では劇場公開もされました。



スーパーコップは1人も登場せず、殺人事件を目撃した普通の刑事ギャラガーがマフィア、警察、企業家が絡む陰謀に立ち向かう姿を描き、、



オープニングの緊張感のある殺人現場から死体の数が違う警察の発表など謎めいたスリリングなドラマが展開していきます。



テレビドラマらしく派手な見せ場はありませんが、かっこ良く魅力的なギャラガーのキャラクターとスタイリッシュな映像が見どころで、、



「ザ・クラッカー」や「ザ・ソルジャー」のタンジェリンドリームが手がけた音楽も作品の雰囲気にあっていて良い感じです。



アクションシーンは少なめですが、ラストの新聞工場を舞台にした銃撃戦などはキレもあり見応えがあります。



「ロボコップ」でブレイクし「シェイクダウン」がめちゃくちゃ良かったピーター・ウェラーがギャラガーに扮しています。