1995年製作のハード・アクション「暗殺者」を鑑賞しました。



悪徳政治家アランを殺す仕事を請けた殺し屋のロバートだったが、アランを若い殺し屋ミゲルに射殺されてしまい激しく対立する。



ロバートは女性ハッカーのエレクトラを殺す仕事を請けホテルに向かうが、またしてもミゲルが現れた事からエレクトラを連れて逃走する。



「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟による脚本を5000万ドルの製作費を投じ映画化したハード・アクション映画です。



ナンバーワンと言われる殺し屋ロバートに対抗心をむき出しにし、ロバートを執拗に付け狙う若くギラギラした殺し屋ミゲル、、



ロバートとミゲルがタクシーの車内で激突する前半は迫力あるアクションの連続と共にめちゃくちゃ盛り上がります。



暗殺のターゲットである女性ハッカーのエレクトラをロバートが保護してからの展開はユルユルで映画は失速していき、、



メキシコを舞台にしたクライマックスの銃撃戦までダラダラとロバートとミゲルの戦いが繰り広げられます。



ビジネスパートナーとして協力し合いイチャイチャしないロバートとエレクトラの関係性ややり取りはバディムービーとしては楽しめ、、



タクシーを使った市街地でのカーチェイスに家屋を破壊しまくる派手な銃撃戦と壮絶な爆発はハリウッドの大作アクション映画らしく見応えがあります。



公開時はシルベスター・スタローンとアントニオ・バンデラスの共演が話題となり、エレクトラに扮した「ハンニバル」のジュリアン・ムーアも良い味を出しています。



監督は「グーニーズ」やポリス・アクションの大傑作「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナーが手がけています。