1974年製作のハード・アクション「殺し屋ハリー/華麗なる挑戦」を鑑賞しました。



ニューヨークではフランクとエディの2大組織が抗争を繰り広げていた。

フランクはインテリな殺し屋ハリーを、エディは鉄の爪を持つ殺し屋マービンを雇う。



ハリーはフランクの手下トニーと共にマービンに宣戦布告をするが、エディはハリーの彼女であるバフィを誘拐する。



ハードなギャングの抗争劇をアメコミっぽいライトな感覚とユーモラスな映像で描いたハード・アクション映画です。



抗争で犠牲になった大量の人間がコンクリートを付けられ海底に沈んでいるオープニングから真剣なのかふざけているのかわからないユルユルな作風は微妙ですが、、



リチャード・ハリス扮するハリーが象牙グリップの拳銃を乱射しまくる銃撃戦の数々は70年代らしい骨太な演出で見応えがあり、、



左手が鉄の爪からムチや薔薇、マシンガンなど何種ものアタッチメントを駆使するマービンとの戦いもアクション映画として盛り上がります。



埠頭を舞台にしたスピード感溢れるカーチェイスにマシンガン乱射の銃撃戦と爆破、、



スクールバスを使った市街地でのカーチェイスなど迫力あるアクションシーンが連続します。



ラストのクリーニング工場を舞台にした大銃撃戦もめちゃくちゃかっこ良い仕上がりです。



アン・ターケル、キャサリン・ボーマン、ジャニス・ヘイドンとハリーと関わる3人の女性もかわいく魅力的です。



監督は「フレンチ・コネクション2」「ブラック・サンデー」などダイナミックなアクションを得意とするジョン・フランケンハイマーが手がけています。