1976年製作のバイオレンス・アクション「ゲイター」を鑑賞しました。
マッコール率いる犯罪組織が牛耳るダンストン郡を浄化する為に警察はマッコールの旧友で密造酒を製造し逮捕されたゲイターに偵察を依頼する。
マッコールと再会したゲイターはマッコールの悪事を暴く為、レポーターのアギーと活動家エメリンの協力を得て証拠集めをはじめる。
70年代を代表するアクションスター、バート・レイノルズの監督デビュー作となったバイオレンス・アクション映画です。
1973年に製作された「白熱」のシリーズ2作目となっていますが、モタモタした展開に中盤の中だるみが残念な感じです。
「ブリット」のウィリアム・フレイカーの素晴らしい撮影に、ゲイターとアギーが夜の海で語るラブロマンスなど雰囲気は悪くなく、、
オープニングのモーターボートとヘリコプターのチェイスなどアクションシーンも良く出来ています。
駐車場でのカースタントにモーテルや家屋の爆発シーンなど見せ場は連続し、、
クライマックスとなるピックアップトラックにゲイターがしがみついたまま横転する砂浜でのカーアクションはめちゃくちゃ見応えがあります。
海の家を破壊しながら殴り合うラストなどバート・レイノルズの体を張ったアクションは楽しめます。
「熱い賭け」のローレン・ハットン、主題歌も担当する「トランザム7000」のジェリー・リードが共演しています。