1975年製作のポリス・アクション・ドラマ「ハッスル」を鑑賞しました。



マリブビーチで若い女性グロリアの死体が発見される。ロサンゼルス市警の刑事フィルは自殺として処理するが、グロリアの父親ホリンジャーは納得がいかなかった。



フィルはフランスから来た高級コールガールのニコルと一緒に暮らしていたが、コールガールであるニコルと結婚する事を悩んでいた。



若い女性の自殺とその両親、捜査を担当する刑事と刑事の彼女であるコールガールの姿を描いたポリス・アクション・ドラマです。



ロサンゼルスを舞台にタフな刑事フィルとフランスから来た高級コールガールのニコルのぎこちないロマンスを中心に映画は進み、、



デートしたりケンカしたりと結婚に踏み切れない不器用な大人のドラマが展開します。



娘のグロリアの死を自殺と認めない父親ホリンジャーはグロリアがポルノ映画に出演していたりと風俗業界で生きていた事を知り苦悩する家族のドラマも見応えがあります。



アクションシーンは本筋と関係ないところで発生するので盛り上がりには欠けますが、工場での銃撃戦など見せ場として用意され、、



非情なエンディングとなる強盗とフィルが対決する酒屋での銃撃戦も良く出来ています。



「トランザム7000」など70年代にマネーメイキングスターして活躍したバート・レイノルズと「シェルブールの雨傘」のカトリーヌ・ドヌーブが主演し、、



男くさいアクション映画「特攻大作戦」や「ロンゲストヤード」のロバート・アルドリッチが監督を手がけています。