1989年製作のポリス・アクション「レネゲイズ」を鑑賞しました。



ラコタ・スー族のインディアンのハンクは先祖代々伝わる槍を展覧会に出品するが、ダイヤモンド強盗のマリノに槍を奪われてしまう。



マリノの組織に潜入していた刑事バスターはマリノに撃たれたところをハンクに助けられ、槍の奪還に協力する事にするが。



はみだし潜入捜査官とインディアンの青年が協力してダイヤモンド強盗団と戦うハードなポリス・アクション映画です。



バスターとハンクのコンビプレーやキャラクター設定は楽しめますが、ドラマが弱くいまいち盛り上がりに欠け、、



マリノの愛人バーバラも巻き込んでの後半やクライマックスの牧場での対決も何か物足りない感じがあり残念です。



市街地での派手な銃撃戦や電車の屋根でのスタントなどアクションシーンの数々は見応えがあり、、



フィラデルフィアの街なかで繰り広げられるカーチェイスは完成度も高く楽しめます。



大渋滞の市街地から歩道やオフィスの中を駆け抜け、キャデラックとパトカー軍団のバトルが繰り広げられ、、



トラックの荷台からジャンプするスタントなどなかなか見応えがあります。



「ヤングガン」「24」のキーファー・サザーランドがバスターに、「ラ・バンバ」「ペンタグラム」のルー・ダイアモンド・フィリップスがハンクに扮しています。



カーチェイスが公開当時話題になった「ヒドゥン」のジャック・ショルダーが監督を手がけています。