1998年製作のポリス・アクション「フル・ブラント」を鑑賞しました。



アリゾナ州フェニックス、麻薬組織のボスであるウィルドックとシャイの取引現場に踏み込んだ刑事のジェイクとポールは2人には逃げられたものの大量の麻薬を押収する。



ウィルドックとシャイはジェイクの妻レベッカを誘拐し麻薬を返すよう要求、ジェイクは父親の刑事ビルと敵地に乗り込んでいく。



チャーリー・シーンとマーティン・シーンの親子共演が見どころの単純明快なB級ポリス・アクション映画です。



簡単過ぎるストーリー展開は微妙ですが、80年代ポリス・アクション映画へのリスペクトが感じられる作風には好感が持て、、



競技場みたいなスタンドをガチで大爆発させるクライマックスなどアクションシーンは生の迫力が味わえます。



ジェイクの愛車でもあるマスタングが疾走するカーチェイスなど80年代っぽい雰囲気があって素敵です。



チープさも漂いますが、銃撃戦やカースタントなどアクションシーンが連続し飽きさせない仕上がりとなっていて、、



チャーリー・シーンとマーティン・シーンのやり取りに相棒のポールに扮したアクション俳優マーク・ダカスコスの好演なども楽しめます。



製作は「エクスペンダブルズ」シリーズなど近年でもヒット作を連発しているアビ・ラーナー、ダニー・ディムボートが手がけています。



監督、脚本、音楽はロックバンド「ポイズン」のボーカルでもあるブレット・マイケルズが担当しています。