1989年製作のアメリカ・南アフリカ合作のハード・アクション「ミッション・アンゴラ/怒りのテロキャンプ救出」を鑑賞しました。



CIAは国際的なテロ組織「ヴァーガス」のアジトがアンゴラにある事を知り、コマンド部隊のニックとフランクに偵察を要請する。



「ヴァーガス」に近づいたニックとフランクだったがニックがテロリストに捕らえられ投獄されてしまう。



80年代のレンタルビデオブームの中でリリースされた日本劇場未公開のB級ハード・アクション映画です。



テロリストに捕らえられたニックが拷問を受け強制労働をさせられる「地獄のヒーロー2」みたいな前半はいまいちですが、、



脱獄したニックが仲間を率いてフランクの救出に向かう後半はアクションシーンも連続し盛り上がります。



しっかりとした銃器による着弾効果や爆発が激しい銃撃戦の数々は迫力もありB級映画としてはかなり良く出来ていて、、



クライマックスとなる会議場での大銃撃戦やオープニングの村での市街戦などアクションシーンはかなり見応えがあります。



「テキサスSWAT」や「地獄のヒーロー」などチャック・ノリス作品でスタントを担当したジョン・バーレットがスタントコーディネーターを担当しています。



原作、脚本、主演のアッシャー・ブラウナーは本作の翌年にB級アクション映画の快作「アメリカン・イーグル」を製作します。



いかにも80年代っぽい主題歌や80年代らしいカッコ良さのある作風も懐かしくて楽しめます。