2019年製作のバイオレンス・アクション「沈黙の鉄槌」を鑑賞しました。
刑事を辞め田舎で静かに暮らすフランクの息子チャンスがマフィアのボスであるアデアの息子デズモンドによって殺される。
チャンスがデズモンドから預かったお金を彼女のシャーロットが隠した事から殺された事が判る。
フランクは復讐を決意しデズモンドの一味を射殺しアデアの屋敷に乗り込んでいく。
スティーブン・セガールが出演している事から「沈黙」のタイトルが付けられた劇場未公開のバイオレンス・アクション映画です。
派手なアクションシーンはありませんが、息子を殺された元刑事フランクの静かな怒りと復讐を丁寧に描いた見応えのあるドラマが展開します。
重々しい画面に生々しいバイオレンス模写は迫力はありますが、アクション映画的な見せ場や盛り上がりが無いのが残念、、
ラストのフランクとアデアの対決、チャンスのお金を持ち逃げしたシャーロットの末路などエンディングも味があります。
「アナコンダ」「イコライザー」のジョニー・メスナーがフランクに、「電撃」でセガールと共演したラッパーのDMXが悪徳刑事レイに扮しています。
セガールはマフィアのアデアに扮し格闘アクションなどを一切見せずに貫禄あるボスを演じています。