1992年製作のハード・アクション「スリーデイトゥキル」を鑑賞しました。



世界安全保障会議に出席を予定していたバーンズ大使がコロンビアマフィアのペレスによって誘拐される事件が発生、アメリカ軍のライト大佐は傭兵のキャルに救出を依頼する。



キャルは爆破のプロであるリックを仲間にし、ペレスの元愛人ヨランダの手引きでペレスの本拠地であるメキシコ国境の町に向かう。



イタリア映画界でも活躍した黒人アクションスター、フレッド・ウィリアムソンが監督・主演を手がけたB級ハード・アクション映画です。



あって無いようなグダグダのストーリーとユルユルのドラマに雑な演出とめちゃくちゃ完成度の低い作品ですが、、



フレッド・ウィリアムソンの人脈なのか今作も無駄に豪華なキャストだけは楽しめます。



相棒のリックに「キル・ビル」のボー・スベンソン、本作が遺作となった名優ヴァン・ジョンソンと「マッドボンバー」のチャック・コナーズ、、



コロンビアマフィアに「シャーキーズ・マシーン」などイタリアの名優ヘンリー・シルバと「48時間」のソニー・ランダムが扮しています。



登場する車は全てボロボロのポンコツ車といった低予算ぶりに、ただ撃ち合ってるだけの銃撃戦もかなりユルユルでヤバいです。



製作はかつてキャノンフィルムを率いていた「デルタ・フォース」「オーバー・ザ・トップ」のメナハム・ゴーランが手がけています。