1994年製作のバイオレンス・アクション「ゲッタウェイ」を感謝しました。



強盗のドクは仲間のルディの裏切りにあい逮捕され投獄される。ドクの妻キャロルは犯罪組織のボスであるベニヨンに相談、ドクが仕事を請ける事を条件に保釈金を支払ってもらう。



ドクはベニヨンが準備したドッグレース場の売上金強奪に成功するが、ルディがお金を狙って襲ってくる。



1972年に製作されたサム・ペキンパー監督、スティーブ・マックイーン主演の同名映画をリメイクしたバイオレンス・アクション映画で、、



撮影当時は夫婦だったアレック・ボールドウィンとキム・ベイシンガーが主演しています。



脚本をオリジナル作品も手がけたウォルター・ヒルが担当していてストーリーはオリジナルに忠実に展開していきます。



ペキンパー監督のオリジナル版ほど盛り上がらない仕上がりですが、アレック・ボールドウィンとキム・ベイシンガーのけっこう激しいラブシーンの連続と、、



今どきっぽい軽い感じの演出は見やすく、爽やかな余韻を残すエンディングも良い感じです。



ショットガンを乱射するクライマックスとなるホテルを舞台にした銃撃戦もペキンパー版に忠実にかなり頑張っていて、、



大量のパトカーを破壊するカーチェイスも迫力ある見せ場となっています。



監督は「追いつめられて」「カクテル」のロジャー・ドナルドソンが手がけています。