1983年製作の香港・アメリカ合作によるカーアクション「キャノンボールⅡ」を久しぶりに鑑賞しました。


前回のキャノンボールで優勝出来なかったアラブのシーク王子は優勝賞金100万ドルを賭けキャノンボールを自ら開催する。



JJとビクターなど前回の出場者が次々にエントリーするが、マフィアのカネロニ一家がシーク王子を誘拐しようと狙っていた。



アメリカで7200万ドル、日本だけで21億円の興行収入となった前作の大ヒットを受け香港のレイモンド・チョウが製作したシリーズ2作目のカーアクション映画です。



アラブの石油王やマフィアが絡むストーリー展開となりカースタントなどアクションシーンも充実、アメリカと香港のアクションスター、バート・レイノルズとジャッキー・チェンが一緒に戦うシーンもあります。



ジャッキー・チェンは暴走族と戦うカンフーバトルも用意され、めちゃくちゃチョイ役だった前作から比べかなりの見せ場が用意されています。



ジャッキーはチーム三菱自動車として水陸両用に改造されたハイテクマシンのスタリオンで参加しているのも嬉しいです。



相変わらずユルユルでグダグダのストーリー展開ですが、パトカーの破壊などスタントシーンが増え前作よりはカーアクション映画っぽい仕上がりとなっています。



前作に引き続き、ディーン・マーチンとサミー・デイビスJrが出演、シャーリー・マクレーンやフランク・シナトラといった大物も参加、、



マフィアにはイタリア映画っぽくテリー・サバラスとヘンリー・シルバが扮しています。

監督は前作に続き「トランザム7000」のハル・ニーダムが担当しています。