嫌なことほど床に叩きつけて踏みにじるよう努めよ | 【大阪 八尾市】ミニマリストは目指さない!捨てるのが大好きな専門家 ステリストきーやんのブログ

【大阪 八尾市】ミニマリストは目指さない!捨てるのが大好きな専門家 ステリストきーやんのブログ

大阪府八尾市在住。捨てるの大好きステリストのきーやんです
ポメラニアン4匹と猫も1匹。高齢の母との毎日
片付けはまず物と向き合い物を減らすことから始まる
物にあふれた空間をなんとかしたい人のお手伝いをしています

 
捨てるのが大好きな専門家
ステリストきーやんです
 
「はぁ〜〜!」
通話が終了したスマホに向かって叫んだのは
1ヶ月前、役所の駐輪場だった
母の死後公的な手続きに向かった市役所
窓口で手続き一覧行動表みたいな紙を渡され
その通りに進むと待ち時間こそあれど
あれよあれよと全て手続きは終わった
 
 
しかし母の厚生年金は電話で問い合わせとのこと
年金事務所に電話をかけ
 
「母が死亡したので年金停止の手続きをしたい」
「あー。最短の予約日は5月〇〇日」
「ではその日でお願いします」
「8時半から30分。必要な書類はあれとこれと」
 
プツ。プープープー。
「‥‥‥」
「はぁ〜〜!!」
あの時の「はぁ〜〜!」はきっとAdoさんより
迫力があったと自負している笑
 
手続きの日まで約1ヶ月
慌ただしい日常の中で塩対応のことなど
忘れていたのだが
年金事務所に行く日が近づいてくると
ふと思い出して愚痴るのだ
 
「なんであんな塩対応なんやろか」
「結局必要な書類ネットで調べたやんか」
 
とうとう手続きの日が来て気持ちは
真田幸村や伊達政宗の側近にでもなったような
「いざ!出陣!!」そんな気分だ
必要な書類は聞き逃したけれど電話の相手の
名前だけは聞き漏らさなかったので
どんな人なのかは受付ですぐに分かった
 
受付の人だったからだ
 
対面でも塩対応は変わらなかった
電話と同じ過ぎてむしろ爽快なくらいだ
母の年金停止手続きは他の人の
丁寧な説明で無事終わったが
受付の人はずっと周りの職員に
鉛筆の数、電話対応、予約状況など
グズグズグズグズ何やら話している
かなり強烈なBGMだった
 
あの人は疲れないのだろうか
帰り道自転車をこぎながら思ったとたん
恐ろしいことに気がついた
塩対応の電話から約1ヶ月
私は少なくとも10分は受付の人のことを
思い出し私もグズグス言っていたのだ
 
生きているだけでエネルギーを使うのだ
塩対応に思いをはせ悶々としている
そんなエネルギーを使っている場合ではない
とはいえ
 
私も腹が立つこともある
スマホに向かって「はぁ〜〜!」と言ったくらいだ
だけど、そんな感情は
床に叩きつけて踏みにじるくらいの勢いで
 
速攻で捨ててしまえ
 
全てはそうできないかもしれないが
出来るだけ踏みにじろうと思うのだ
腹が立つのも愚痴を言うのも
人間らしい行動だけども
そこにエネルギーと時間を使うことほど
 
怖いものはない
 
以上