新年のお慶びを申し上げます。
本年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
(⌒∇⌒)
お正月にお着物、着てますか??
和の衣さとうはもちろん、着てますよ(^▽^)/
新年のご挨拶に、御呼ばれに。
着付けを頼みにこられる方も
いらっしゃいます♪
北上市では1月7日に「20歳のつどい」が
開かれます(*´▽`*)
「20歳のつどい」につきものなのが、
そう、振袖ですね(⌒∇⌒)
つい先日、「振袖の袖を切ってほしい」という
仕立て直しのご依頼がありました。
今回のお客様は、学校の先生をされているそうで、
卒業式は袴で参加されているそうです。
すてきですね✨✨
袴はご自分のものをお持ちだけれど、
着物(長着)はいつもレンタルだったそうです。
「着物も、自分のものを持ってもいいかも…」
と考えていたところに、
このブログを見て、「お直し」という選択肢を考えてくれたのだとか!
ありがとうございます!!!
(ブログ担当スタッフ心からの歓喜)
お持ちの振袖の袖を切って、訪問着にする。
選択肢のひとつですよね。
でも、今回は別の提案をさせていただきました。
ズバリ
「無地の一ツ紋を、染めてあつらえる」!!
理由はいくつかあります。
理由①式典にふさわしい装い
教え子たちの晴れの門出を、和装でお祝いしたい。
その気持ちを表すのであれば、華美な訪問着よりも
格式のある、一ツ紋のついた色無地がふさわしい、と考えました。
振袖は未婚の女性を輝かせる装いです。
袖だけでなく、肩から裾まで、すべて美しい柄が入っています。
袖を切ったからといって、その華やかさがすぐに抑えられるものでは
ありません。
卒業式の主役はもちろん生徒たちですから、
先生は控えめに、格式のある装いが
よりふさわしいのではないでしょうか。
理由②振袖の袖を着るのはもったいない
先程も書きましたが、振袖は特別に華やかな装いです。
未婚ならば、結婚式の参列や
将来的に結婚報告の場など、
まだまだ活躍する場があります。
また、最近は「ママ振り」という言葉もありますよね(⌒∇⌒)
お母様の振袖(おばあさまの振袖かも)を
娘さんに引き継いでいく、という未来もあるかもしれません。
理由③「無地の一ツ紋」はとても便利
無地の一ツ紋というのは、卒業式のような式典に
ふさわしいのはもちろん、
結婚式や交流会のような、華やかな場にも着ていけます。
「目上の方より上等な訪問着だったらどうしよう…」
なんて心配もいりません( ´∀` )
帯をカジュアルなものにすれば、普段に着るのにもピッタリ!
色無地は帯を引き立てるので、コーディネートで遊ぶことも
可能です。いろいろな帯が楽しめますよ。
理由④自分の顔色に合わせた色に染められる
悉皆屋としては、ここもイチ押しポイントです(^▽^)/
自分の顔がばっちり映える!
自分にぴったりの色でつくる着物は、
白生地から染める場合だけの醍醐味です。
以上の理由から、
「無地の一ツ紋を、染めてあつらえる」という提案をさせていただきました。
もともと着物が好きなお客さまでしたので、
納得して、一着あつらえることとなりました。
ありがとうございます。
着物が仕立て上がりましたら、
ぜひ和の衣さとうの「きものde探検隊」にも参加してくださいね(^▽^)/
せっかくあつらえたお着物は、箪笥に寝かせず
ばんばん着ていきましょう!!
ということで、今回は「きもの加工アレコレ」
番外編でお送りしました。
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(最近YouTubeを見ているブログスタッフなのでした。)