日時:平成22年3月28日13:00~15:00

会場:熊本赤十字病院 講堂

司会:坊田  書記:豊田


第一部  通常総会

1. 開会の辞
2. 理事長挨拶
3. 議事

会員数32名 参加者26名 委任状(含む)により本日の総会が成立

議長選出 議長 石原和子副理事長の推薦


1. 議案1 平成21年度事業報告
坊田理事により資料にそって報告が行われた


2. 議案2 平成21年度決算報告
松本理事より資料にそって報告が行われ
大川・江上幹事より 会計監査報告が行われた

*会場拍手多数により議案1、議案2は承認


3. 議案3 平成22年度事業案報告
坊田理事により調査・講習会・ボランティアオストメイト・
ホームページ、寄付・展示について説明


4. 議案4 平成21年度予算案報告
松本理事より資料にそって報告が行われた
年会費は会員数25名として予算を立てている
*会場拍手多数により議案3、議案4は承認


5. 議案5 その他
会費に関する提案
今年度よりJOA社会適応訓練事業部から助成金がおりてくるため、
そちらを和の会の会費にあてて、個人の負担金をなくしてはどうか。
*会場拍手多数により承認
今年度より適応とする。



第二部  講演会&ミニコンサート


講演会

テーマ:モンゴルのオストメイトを訪ねて

講師:日本オストミー協会 熊本県支部 支部長 前田 勝 氏

  日本オストミー協会(JOA)とモンゴルオストミー協会(MOA)助け愛活動式典が7月14日にモンゴル国立ガンセンターで行われた。
モンゴル国内では補装具が自由に購入できない、装具装着不備のために皮膚のかぶれがひどい、国内の福祉制度整備が不十分であるなどの問題をかかえている。
装具では日本製品が好評を得ている。MOAの会員は2006年177名で設立されているとのこと。


ミニコンサート:会の締めくくりとして、今回は初のコンサートの試みではあったが、とても和やかな雰囲気に包まれ、癒しのひとときを皆さん過ごされていた。













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*日時・場所: 下記参照  (月により異なりますのでご注意下さい)
*参加費用:1000円/回       
       
*参加定員:40名(各月)
会場の都合上、先着となりますのであらかじめご了承下さい。尚、定員以降のお申し込みの方にはご連絡を差し上げます。
ご連絡先を下記の申込用紙へ必ずご記入の上、FAXをお願い致します。
FAX送信先: 096-385-2890(高野病院内:和の会事務局)
送付して頂きましたご連絡先に関しては、会でのご連絡のみに使用させて頂きます。

お問い合わせ  和の会事務局
☎096-384-1011  fax096-385-2890
高野病院内:坊田・竹川

ーーーーーーーー申込用紙(ここから)ーーーーーーー
「オストメイトのくらしを考える和の会」講習会参加申し込み内容

施設名(               )
職種  (             )

1.参加者名 
2.ストーマケア経験年数(科名) 
3.和の会会員・非会員
4.参加希望月日




ーーーーーーーー申込用紙(ここまで)ーーーーー



*施設勤務の方は施設名と職種をご記入下さい。また、ストーマ経験年数の欄に、医療者の方は科名もご記入下さい。

*ストーマケア経験年数の欄には、医療者の方はストーマケアに携わった年数をお書き頂きますようお願い致します。

*ご希望される場合には上記の参加希望月日の希望月に○をおつけ下さい。各月の予定日より1月前までを締切日とさせて頂きます。
尚、会場の都合上定員を設けさせて頂いております。ご希望に添えない場合は、ご連絡いたしますのでご了承ください。


ーーー対象者:初級者ーーーーーーーー

日時:6月12日 9:30~12:30
場所:高野病院 管理棟 会議室
内容:
1.基本的ストーマケア
・ストーマ造設に関する問題(心理・身体・社会的問題。ストーマリハビリテーションの概念)
・ストーマ造設する疾患について(消化管・泌尿器、造設に伴う合併症、瘻孔)
・ストーマの種類(正常/理想的なストーマとは、各造設部位による問題も含む)
・ストーマの見方(ストーマサイズの計測方法と各名称について、実技も含む)
・ストーマ周囲皮膚のケアと装具交換方法
 (ストーマ周囲皮膚の特徴、予防的スキンケア方法と装具剥離/装着方法、剥離剤/洗浄剤の紹介、便廃棄方法、潤滑剤の使用方法、装具の廃棄方法について。実技も含む)

担当者:田尻、塚田



日時:7月17日 9:30~12:30
場所:熊本赤十字病院 2階講堂
内容:
1.ストーマ用品について
・皮膚保護材の種類と特徴/分類。剤型分類と使用方法。ストーマ装具の構成・分類(面板と袋の種類)その他アクセサリーについて。
・ストーマ装具の見方(箱から得られる情報、パンフレットの見方)
・交換間隔
・ストーマ用品の管理方法
・不具合の対応について
2.各装具メーカーから情報提供と装具紹介
3.基本的な装具選択方法
・術直後/社会復帰。消化管/泌尿器。セルフケア能力に応じた工夫

担当者:木戸、塚田





日時:9月11日 9:30~12:30
場所:熊本赤十字病院 2階講堂
内容:
1.術前から術後の一連のケア
・術前ケア(受容、オリエンテーション、ストーマサイトマーキング)
・術直後のケア(早期合併症、ストーマケアに必要な観察点、装具交換時の注意点、心理的配慮)
・退院に向けてのケア(セルフケア能力のアセスメント、セルフケアのステップ)
2.日常生活
・食事について
・入浴、衣服、仕事、運動、性生活、臭い、外出/旅行、装具の購入方法、災害時の対策
3.社会福祉制度、患者会(生活保護の場合、介護保険/訪問看護制度など)

担当者:香月、田尻



日時:10月9日 9:30~12:30
場所:高野病院 管理棟 会議室
内容:
ストーマ合併症と対策
・早期合併症の原因とケア。観察点。
・晩期合併症の原因とケア(皮膚障害は除く)。装具選択の工夫。
・皮膚障害の原因とケア。原因のアセスメント方法を含む。
・講評

担当者:木戸、宮原




日時:10月9日 9:30~12:30
場所:高野病院 管理棟 会議室
内容:ストーマ合併症と対策


ーーー対象者:中級者ーーーーーーーーーーーー
日時:7月17日 13:30~15:30
場所:熊本赤十字病院 2階講堂
内容:
1.装具を提示し(又は選択してもらい)、その特徴や使用感などをグループでまとめ、発表。
2.事例を用いた装具選択。
・事例を提示
・アセスメント及び記録(装具選択に必要な情報収集、アセスメント能力を学習する。)
・発表

担当者:田尻、木戸、塚田



日時:9月11日 14:00~16:00
場所:熊本赤十字病院 2階講堂
内容:
ストーマ受容に向けての事例検討(ストーマサイトマーキングのデモンストレーション含む)
・事例提示
・ストーマサイトマーキングのロールプレイ(看護師役・患者役)
・意見交換
・講評

担当者:香月、田尻、木戸


日時:10月9日 13:30~16:30
場所:高野病院 管理棟 会議室
内容:
ストーマ合併症の事例検討(難渋するストーマケア)
・事例提示
・難渋する原因のアセスメントと対策を考える。全身管理(栄養や痛み、不眠)も視点に入れる。経済的問題、キーパーソンへの支援もアセスメントする。
・発表、意見交換
・講評

担当者:木戸、宮原


















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設立総会および設立記念シンポジウム報告

WA通信 第1号

◆設立総会について
日 時:平成17年1月30日(日)13 時00 分~ 13 時45 分
会 場:熊本大学医学部附属病院会議室
出席者数:78名(内委任状27名)
(会員希望者数総数:82名、総会成立の定数9名以上)
議 案:
[第1 号議案] 設立趣旨 (設立総会のご案内状に同封の設立趣旨文をご参照ください)
[第2 号議案] 会則 (資料1 総会ご出席の方は会場にてお渡ししております)
[第3 号議案] 役員等の選任 (会則の附則のところに記載しております)
[第4 号議案] 事業計画
議 事:
準備委員の松本葉子氏の司会で始まり、議長に同じく準備委員の石原和子氏が選出され、定足数を確認し、
総会の成立を宣言、次いで第1~3号の各議案について坊田友子準備委員から詳細な説明があり、審議の結
果、第21条と第28条について会場から修正案がだされ、それ以外は原案どおり可決されました。第4号議
案については第1回理事会で検討し、書面で通知することとなり、閉会となりました。

◆設立記念シンポジウムについて
総会閉会後、同会場で設立記念シンポジウムが開催されました。
まず、理事長の高野正博氏より新任の挨拶がなされ、続いて熊本市立熊本市民病院院長 松田正和氏の「ス
トーマケアの現状と課題 -外科医の立場から-」と題した記念講演があり、医療の現場での高齢オストメ
イトを取り巻く現状についてお話がありました。
その後、「オストメイトの安寧と支援」というテーマで副理事長の石原和子氏をコーディネーターとして
パネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションのパネリストには、医師の立場から田中
誠氏(公立多良木病院外科医長)及び記念講演の講師の松田正和氏、オストメイトの立場から前田勝氏(日
本オストミー協会熊本県支部支部長)、看護師の立場から本田直美氏(熊本地域医療センター外来主任)に
参加していただきました。パネリストはそれぞれの立場で「オストメイトの安寧と支援」について発言があ
り、活気のあるパネルディスカッションとなりました。
最後に、オストメイト、医療者、装具メーカーなどそれぞれの立場の人たちが高齢オストメイトを取り巻
く問題を検討することの重要性を再確認し、盛況のうちに閉会となりました。
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◆事業計画について
第1回理事会を開催し、今年度の事業計画について検討しました。今年度は「和」の会のホームページ
の作成と、オストメイト、その家族、医療者を対象とした講習会の開催を重点活動とすることとしました。
これら活動計画および他の事業計画の詳細については次回の理事会で検討することにしましたので、その
後に皆様に事業計画をお送りいたします。




記念講演「ストーマケアの現状と課題 -外科医の立場から-」
講師 松田 正和

パネルディスカッション「オストメイトの安寧と支援」
パネリスト
田中 誠 氏(医師)
本田 直美 氏(WOCナース)
前田 勝 氏(オストメイト)
松田 正和 氏(医師)

活発な意見交換が行われ、オストメイトが安寧な生活を送るには、まず手術前のインフォームド・コンセントが重要であることが再確認されました。










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