設立総会および設立記念シンポジウム報告

WA通信 第1号

◆設立総会について
日 時:平成17年1月30日(日)13 時00 分~ 13 時45 分
会 場:熊本大学医学部附属病院会議室
出席者数:78名(内委任状27名)
(会員希望者数総数:82名、総会成立の定数9名以上)
議 案:
[第1 号議案] 設立趣旨 (設立総会のご案内状に同封の設立趣旨文をご参照ください)
[第2 号議案] 会則 (資料1 総会ご出席の方は会場にてお渡ししております)
[第3 号議案] 役員等の選任 (会則の附則のところに記載しております)
[第4 号議案] 事業計画
議 事:
準備委員の松本葉子氏の司会で始まり、議長に同じく準備委員の石原和子氏が選出され、定足数を確認し、
総会の成立を宣言、次いで第1~3号の各議案について坊田友子準備委員から詳細な説明があり、審議の結
果、第21条と第28条について会場から修正案がだされ、それ以外は原案どおり可決されました。第4号議
案については第1回理事会で検討し、書面で通知することとなり、閉会となりました。

◆設立記念シンポジウムについて
総会閉会後、同会場で設立記念シンポジウムが開催されました。
まず、理事長の高野正博氏より新任の挨拶がなされ、続いて熊本市立熊本市民病院院長 松田正和氏の「ス
トーマケアの現状と課題 -外科医の立場から-」と題した記念講演があり、医療の現場での高齢オストメ
イトを取り巻く現状についてお話がありました。
その後、「オストメイトの安寧と支援」というテーマで副理事長の石原和子氏をコーディネーターとして
パネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションのパネリストには、医師の立場から田中
誠氏(公立多良木病院外科医長)及び記念講演の講師の松田正和氏、オストメイトの立場から前田勝氏(日
本オストミー協会熊本県支部支部長)、看護師の立場から本田直美氏(熊本地域医療センター外来主任)に
参加していただきました。パネリストはそれぞれの立場で「オストメイトの安寧と支援」について発言があ
り、活気のあるパネルディスカッションとなりました。
最後に、オストメイト、医療者、装具メーカーなどそれぞれの立場の人たちが高齢オストメイトを取り巻
く問題を検討することの重要性を再確認し、盛況のうちに閉会となりました。
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◆事業計画について
第1回理事会を開催し、今年度の事業計画について検討しました。今年度は「和」の会のホームページ
の作成と、オストメイト、その家族、医療者を対象とした講習会の開催を重点活動とすることとしました。
これら活動計画および他の事業計画の詳細については次回の理事会で検討することにしましたので、その
後に皆様に事業計画をお送りいたします。




記念講演「ストーマケアの現状と課題 -外科医の立場から-」
講師 松田 正和

パネルディスカッション「オストメイトの安寧と支援」
パネリスト
田中 誠 氏(医師)
本田 直美 氏(WOCナース)
前田 勝 氏(オストメイト)
松田 正和 氏(医師)

活発な意見交換が行われ、オストメイトが安寧な生活を送るには、まず手術前のインフォームド・コンセントが重要であることが再確認されました。










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