夏場の冷房と冬場の暖房、どちらも冷暖房器具(エアコン)を動作させなければとても辛い季節があります。
ここでは冷暖房の設定温度によって簡単に出来る省エネ対策について書いていきます。
■わずか1度の設定変更で50万円もの電気代削減!
ここでは、工場を例に出して電気代削減効果を計算してみます。
設定温度を1度下げた場合の試算をしてみましょう。
消費電力が上がる6月~9月、夏場の4ヶ月間、エアコンの設定温度を26度から27度に1度だけ上げた場合。
4ヶ月間のエアコンの電気使用量が月に100,000kWhで、設定温度を1度上げることで得られる消費電力の削減率は10%とします。
年間の削減電力量は、100,000(kWh/月) × 4ヶ月 × 削減率10% = 40,000kWh
なんと、たった1度の設定温度変更で、年間40,000kWhもの消費電力を削減できるのです。
これを金額に換算すると、1kWh=14円とすると、40,000 × 14 = 560,000
なんと56万円もの電気代の節約になるのです。
相当な省エネ効果ですよね!
■地球温暖化対策と省エネの両方に寄与
ここで算出した数値に相当する電力を、火力発電などで発電した場合にどれだけの原油を使うことになるのか、また、そのためにCO2はどれだけ排出することになるのか、を計算することも出来ます。
原油換算削減量 = 40,000kWh × 0.525 = 21,000kL
CO2削減量 = 40,000kWh × 0.555 = 22,200t-CO2 ※
※ CO2削減量の試算方法は電力会社によって異なります
これらの数字を見ると、いかにエアコンの設定温度をほんの少し変えるだけで省エネ効果が得られるのかが分かったと思います。
地球環境保護のため、職場でも家庭でも、出来る限りエアコンの設定温度を見直してみましょう。