昔、テニスをやっていた時、腕立てや腹筋などの筋トレを行う際、そう思う様にしていた。
あと一回だけ、と言うのがミソで、その一回が出来たら、また、あと一回、と考える。
自分に課す試練としては、重過ぎず、かつ着実に結果を積み重ねる事が出来る気がしていた。
それに、そうしていないと、僕の様な怠け者はすぐに心を折る事を覚えてしまう。
そうも思っていた。
そして、その考え方は、今でも辛い局面に立たされた時、少なからず自分を律し、支える柱となっている。
勿論、そう毎度毎度上手くは行かないものだけど。。。
けれど、この考え方にはリスクが伴う。
それは、あと一回、が、筋肉(筋トレの場合は)に大きなダメージを与えてしまう事がある、と言う事だ。
心が身体の限界を感じさせなくしてしまう。
自分の限界を知り、コントロールした上で、行動する事も大切。
今はそう思う。
いつやめるのか。
それをやめる事は、前向きなものなのか、後ろ向きなものなのか。
それは結局、自分の心が決めるものだ。
己の人生の中で、何かやめるを選択を迫られる事がこれから何回あるだろう。
けど、続ける、とか、諦めない、って言葉が与える勇気がやっぱり好きだな。