中国ドラマ「ミーユエ~王朝を照らす月~」 総評 | 華流ドラマみてます

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ミーユエ~王朝を照らす月~/★★★★★

全81話

 

 

「女性政治家の一代記」

 

 

 

時は、中国戦国時代。

楚の公女として秦に嫁ぐミーユエ。

のちに始皇帝の高祖母となる彼女の、波乱に満ちた生涯とは・・・。

 

 

 

 

 

 

非常に面白かったです!!

最後までまったく飽きなかった^^

 

秦の始皇帝の高祖母・宣太后をモデルにしたドラマ。

実在した女性政治家であり、天下人となるまでの一代記です。

 

姉と共に秦へ嫁ぎ、数々の困難に立ち向かうミーユエ。

後宮での争いの日々、実の姉すら敵となっていく姿に、リアルさを感じました。

実在した人物を描いているだけあって、話の展開が無理なく自然。

また、どうやって権力を手にしていくのか、非常にわかりやすく、80話の長編ながら飽きることなく見れました。

 

ただ、「ミーユエ」という主人公は、感情移入するのは難しい人物です。

他ドラマでも同様かもしれませんが、「実在」した「権力者」というは、時に非情で、時に理解しがたい選択をしていきます。

様々な苦悩や争いに勝ち、権力者として上りつめ、国の礎を築いていく姿は、見事としか言いようがありませんでした。

 

 

女性特有のドロドロした人間関係はもちろん、国同士の争い、動きゆく歴史と、最後まで息つくことができない展開。

かなりおすすめな作品です!!

 

中国ドラマって、大当たりなシナリオがゴロゴロあるからすごい。

ほんと、よくこんな大作、作ったなぁ~と思う。

後宮もの好きな方は是非^^

納得の★5です。