全国的にも大雨の被害が広がっている状況ですが、皆様の地方は大丈夫でしょうか?
ポンナル地方も土砂災害警報が出て、朝の6時からけたたましい、災害警報メールで起こされまし
た。これからも引き続き、警戒が必要なので油断できません。どうかこれ以上、災害が広がりませんように心から、祈ります。
さて、話題は変わりまして。
去年の9月に第一弾を書いてそのままだった「猫を飼ってるはずなのに」ですが、もう一年近くもも経っていたなんてΣ(・ω・ノ)ノ!驚きですよね(笑)
瞬く間に過ぎた1年。ハナも1歳8カ月→2歳7カ月になりました~
今日は1回目の続きから始めたいと思います
前回の話はこちら
♥ハナの初恋
ハナがうちに来た初期の頃は本当に色々な事があったんですよ…それを語るには、そもそも話をしなければなりませんが…長くなります(笑)

ハナを迎える前に、一時期うちの庭には野良ネコちゃんが通って来ていました。
私たちの地域はいわゆる住宅街ですが、少し上に登って行くと幹線道路があり、道路沿いにはファミレス、回転すし、中華チェーン、ラーメン屋、牛丼屋、等々大手チェーン店から個人店まで外食には困らないくらい、お店が多く立ち並んでいます。一方で、住宅街と幹線道路の間には国有地の雑木林があって、ハクビシンやタヌキ、鳥はウグイス、アオバズクといった野鳥からセキレイ、カラスなどお馴染みの鳥まで。川にはカモなんかもいるので、ネズミも虫もたくさんいます。自然環境と人工的な物がうまく共存しているような所で、環境的にはノラちゃん達にはご飯が食べやすい環境なのかな?と、思います。そういう事もあってか結構、ノラちゃんは見かけてました。
うちに通って来てたノラちゃんは3匹。全員、男の子でした。2018年の11月に初めて庭で見かけたその子たちは、まだ小さくて2カ月くらいだったと思います。私は悩みました下手に手を出して、ちゃんと責任が持てるのか?3匹は育てられません
人間に慣れさせて、もし悪意のある人間に出会ったら?色々な思いが浮かび悩んだんですけど、友達の保護活動を見ていた私は、この3匹をなんとか保護して、里親になって家族になってくれる人を探そう!と。
ノラちゃんが子供を産めば、結構見かけるし、近所の井戸会議の話題にも出ます。けれども、その子たちの情報は全くなく、突如として「現れた」感じでした。うちの庭に面した方は雑木林で、たまに子猫が捨てられていたという話も聞いていたので、もしかすると「捨て猫」だったのかもしれません。
人にもあまり警戒心を持ってない感じに見えました。これから冬に向かうという11月の寒空に、幼気な子猫が3匹。震えながら、肩を寄せて庭の隅にいました。奇しくもその場所は先住猫のお墓。日向ぼっこが好きな猫のために、日当たりのいい場所に骨壷を埋葬してあげたんです。先住猫が引き合わせてくれたように思いました。
人間によって捨てられた命。私のところに来たのもなにかの縁だから。そう思い、決断しました。
近寄ると、逃げるそぶりを見せたので家にとりあえずあった、ソーセージをちょっとづつちぎってお皿に乗せて、縁台の上に置いてサッシを閉めて様子を見ると、1匹の白黒ハチワレの子が縁台に乗ってきました。お腹が減っていたのでしょう。少し、匂いを嗅ぐと食べ始めました。それを見ていた残る2匹も、そろそろと、這い出て来て、縁台に乗って食べ始めました。
もう少しあげたかったんですが、あまりソーセージをあげるものいけないので、その時はそれだけにして、縁台で寝始めたので、急いでご飯を買いに走りました(笑)
でも。帰って見ると…縁台はもぬけの殻。1匹もいませんでした
でも、お腹は空ているはずなので、きっとまた来てくれるはず!ここが餌場だと思ったら、また絶対来るはず!そう思い、ご飯と水と急ごしらえの段ボールハウスを庭にセットして、ここが安心できる場所だと思って、夜寝てくれたらいいな…。と、願いつつ寝ました。
翌朝、窓からそっと覗くとハチワレの子が庭にいました。あとの2匹を探すと…ダンボールの中に!!嬉しくなりました(*´∀`*)
縁台にあったご飯もカラ。友達に相談すると、人を見て逃げなくなるまで、ただごしさささささ飯と水をあげて様子を見て。と、言われました。段々、子猫たちも慣れて来て、縁台から続く部屋でおもちゃで遊ぶまでになってくれました。ハチワレの子はすごく慣れてくれて、手からご飯を食べるまでに!他の2匹は黒猫ちゃんとサバトラの子で、その子達もおもちゃで遊び、部屋でご飯を食べてくれるようになりました。
名前まで付けて、家族にも協力してもらい、保護する準備は万端!
ハチワレちゃんが「テン」、黒猫ちゃんが「クー」。サバトラちゃんが「アメ」です。
ところがっそれから1ヶ月位してから、3匹とも忽然と姿を消してしまったんです
辺りを探しましたが、見つからず…。
途方に暮れました。1ヶ月も毎日面倒見ていたので、もう半分育てている気、満々でしたので。
でも、これには訳がありました
ある日、ハチワレ=テンが部屋にいた時。サッシを閉めても大丈夫かもしれない。そう思って、サッシをそっと、閉めたんです。テンは何も気づかずに、遊んでいます。が、5分くらいして、サッシが開いていない事に気づきました。テンは必死にサッシの空いている所を探そうとしますが、空いてません。
完全にパニックに家中を走り回り、空いている所を探そうと、必死です!
私も、捕まえようと追いかけるのだから、テンとしたらたまったもんじゃありません
私も焦ってしまって、自分がやっている行動が逆効果だという事に気づかずに、必死に追いかけます。
最終的にテンがに逃げ込んだのは、クローゼットの上。私も疲れ果てていたので、その部屋の庭に面したサッシを全開にして、動かずにそっと様子を見ていたら…上から飛び降りて瞬く間に暗闇の庭へと飛び出して行きました。
散々、怖がらせてしまったのでテンはもう来てくれそうにありません。自分自身で大反省
そんなことがあって、忽然と姿を消してしまったのではないかと…。
友達は、そろそろ親離れの時期に当たるから巣立っていったんじゃないか?と。慰めてくれましたが…。テンたちが来なくなってから、私が寂しそうに見えたのかもしれませんが、その友達からハナを家族にどう?と、声がかかりハナと暮らし始めるようになったのでした。
ハナを家族に迎えて、1週間くらい経った頃…。
夜の10時ごろ…。庭の方で何だか甲高く鳴く声がします。「にゃあーん!にゃぁーん!」
???(もしかして…テン?)
急いで行くと、懐かしいテンが!
久しぶりにクーやアメもいます。
「ご飯食べたいの?」早く頂戴!早く、家に入れて!と、なおも強く鳴きます。
ハナがいるので、対面しないように気を使い、ご飯をあげました。ところが、気になるハナはドアをカリカリ、ニャーニャーと鳴いて、入れてー!と、うるさくせがみます。その声に、テン達も警戒して、気もそぞろ。でも、どうなるか分かりませんから、断固として入れませんでした。
次の日、またテン1匹で来ました。その時はちょうど、その部屋にハナといた時で網戸越しでしたがご対面!!ハナはびっくりする様子もなく、むしろグイグイと迫っていきます。
テンはテンで目の前にいるのに、全く目に入らない様子でムシしています。
さすがに同じ部屋には入れられないので、縁台にご飯を出して、外で食べてもらいました。
ハナは一心不乱にご飯を食べるテンを興味深そうに、じっと見ていました。
ご飯を食べ終わると、家に入れてー!と、テンがせがむんですがその日は家には入れられず。
しばらく縁台でのんびりしていましたが1時間くらいで出ていきました。

そうして、2週間くらいが過ぎた頃。6月の末くらいでしたがなにやら、ハナがもぞもぞします。
うっふーん〜♡みたいな感じでお尻を高く上げて、ちょっと太い声で鳴きはじめました。
(?これは…ひょっとして…?)
そうです!最後5ヶ月ではじめての「サカリ」がついたのです
避妊手術はもう少し先の話だと思っていたのですが、私の夜行性の習性とテン達の存在が刺激になったのか、早くにサカッてしまったようです…。ハナを迎えてから、早く寝るように心がけていたんですが…
あとは私が思うに「初恋♡」なんではないでしょうか?どうもハナはテンに恋♡してしまったようで、テンがご飯を食べに行くと私達より早く気づいて、テンを出迎えてしっぽを嬉しそうにピンッと立てて、走って行きます。鼻キスをして欲しくて、鼻を近づけるんですがテンにはいつもシカトされて。それでも、一目散に駆けつけては彼がご飯を食べる姿をじっと見ているんです。
これが恋♡じゃなくて、なんでしょう
故に、ハナの初恋の相手はテンだと思うのです。
ところが、2匹を引き裂く事件が起きます…。
それはまた、この続きで…

