犬に与えるのは生肉が1番!ソレ、本当? | 薬に頼らない犬の薬膳講座・手作りご飯でどんどん元気になる!:鎌倉

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犬に与えるのは生肉が1番!ソレ、本当?

こんにちは!ワンコ薬膳の栗原公子です。

今日は、ちょびっと辛口系記事です。

犬に与えるのは生肉が1番!

SNSや手作り系のショップさんで、良く見聞きするフレーズですね。

ハッキリ言います。コレ、半分本当で半分ウソです。



犬は元々、肉は生で食べるのだから、与えるなら生肉が1番なのよ!火を通したのなんて、おかしいでしょ?!

果たして、本当にそうでしょうか・・・?

その考えが1番ですと、犬があなたの家にいるのもおかしいですね^^;

良く考えてみてください。

獲物を仕留めてすぐ食べる野生の犬ならいざ知らず。人が仕留めた動物の肉を、加工して冷凍して配送してと、工程がいくつか入ります。

それが、栄養面や衛生面から、1番なワケがないのです。

そして、肉のタンパク質は、加熱した方が、成分構成がほぐれます。

=消化しやすいのですね。

このことから、特にお腹がゆるい(消化吸収力が弱い)ワンコは、加熱した肉の方が、ベターです。

フツーに消化ができるワンコも、加熱した肉より、生肉の方がいいよ!というのは、間違いですよ。

問題をクリア出来る飼い主さんは、生肉食、いいことですよね。

ただ、夏場は、菌の発生が問題にもなってきますので、これからの時期、お気をつけてくださいね。

また、生肉派、加熱派のワンコいずれも、消化吸収力を担う、脾の働きをサポートする食材を摂りましょう~^^

脾の働きをサポートするには、黄色い食材や、適度に体を温める食材です。

摂取しやすい身近な食材ですと、さつまいも、かぼちゃ、鶏肉など。
薬膳生薬では、ハトムギ、なつめ、葛なんかもとってもいいです。



これは、中医学がベースの、薬膳の知恵です。あなたも、あなたの愛犬も、脾を労わってくださいね。

このような薬膳も含めた手作り食QAは、毎月のコチラで、詳しくお話していますよ。

それでは^^



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